| 2008/06/12(Thu) 22:01:11 編集(投稿者)
ターバン2には他のI=Dにはない特徴的な機能が備わっている。 それは自己診断機能である。 自己診断機能は整備性改善のために用意された。 その機能は機体に不具合が生じた際にその状況を記録するというものである。 記録されるデータは以下の2つである。 ・いつ、どんな状況で異常が発生したか? ・どこの部品がどのような状態になっているか? 記録されたデータは状況に応じて後方部隊に知らされる。 整備士は送られたデータから修理の必要があるかを正確に判断できる。 また、あらかじめどこに問題があるかを知ることで素早く調整できる。 操縦者が望めば整備部隊への自動通信はOFFにできる。 たとえば、敵に発見されると危険な状況では通信しないほうが安全である。 もちろん、自己診断機能を搭載したせいで問題が起きると本末転倒である。 例に挙げると ・自己診断機能のバグで機体の全システムがダウンした。 ・自己診断機能の修理に時間を取られて、他の整備ができなかった。 このような事態は操縦者の命にかかわる。 ゆえに、自己診断機能は単純かつ堅牢に作られている。 幸い、この機能は構想段階ですでに採用が決定されていた。 そのため、機体と調和するように設計することができた。
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