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■2958 / inTopicNo.41)  Ageha2
  
□投稿者/ 田中申@akiharu国 一般人(3回)-(2009/02/12(Thu) 19:45:42)
    2009/02/13(Fri) 23:59:43 編集(投稿者)

    Ageha2とは火星の資源を地球に運ぶために建造された人工衛星である。
    火星にはフォボスとダイモスという二つの衛星が存在し、Ageha2はこれらと衝突しない軌道を通っている。

    Ageha2の外壁は、AgehaのRENGUの改良したRENGU2が使用されている。
    火星周回軌道上は、地球と比較し、放射線量が高い。
    放射線は発ガンや突然変異誘発などの様々な生物学的作用がある。
    そして、放射線障害は一般に複雑で治りにくい。
    また、放射線は電子部品の誤作動の原因ともなる。
    ゆえにRENGU2は、放射線から知類を守る遮蔽体としても機能するように作られている。
    ちなみに、RENGU2とは「REpublic Nyan-nyan Grow Up TOO(にゃんにゃん共和国も成長する)」の略であるとされている。

    火星は太陽から遠いため、地球と比べ、太陽光から得られるエネルギーが小さい。
    また、火星の衛星軌道上では、フォボスやダイモスの日面通過によって、太陽光発電が阻害される危険性が考えられる。
    そのためAgeha2は、レーザーによるエネルギーの受信機能が付与されている。
    これにより、Ageha2が電力不足のときは、火星の発電施設からレーザーを受け、充電することができる。
    なお、このレーザー発振器もまた宇宙用ターキッシュバン2の試作品である。
引用返信 削除キー/
■2956 / inTopicNo.42)  徳河先生
□投稿者/ 阪 一般人(3回)-(2009/02/11(Wed) 21:17:44)
    2009/02/11(Wed) 23:06:18 編集(投稿者)

    徳河舞蔵冒険譚

    第一章  

    ここはある日の小笠原。いつもは平和なこの島も、今日に限っちゃ運が悪い。
    ソックスハンターMr.Bと、風紀委員ウイチタ更紗の、決戦と書きまして痴話喧嘩の真っ最中。
    そこに現れたるは我らが徳河舞蔵!akiharu国から小笠原までの距離もなんのその、もちろん穴からお出ましだ。
    悪夢のような壮絶なる決戦も、穴に入って緊急回避、穴によって戦場脱出!一体いつ掘ったのか、なんたる早業。
    荒れる2人は掘っておいて、せっかくの青い海。潜ってみれば、海底遺跡が顔を出す?
    ところがここはお約束、顔を出したのは前述2人組とオマケの大爆発。
    ああ、この世のお宝はいったいどこに埋まってるんだ?

    第二章

    再び来ました小笠原。楽しいはずの秘法館の社員旅行、だがちょっと雲行きが?
    ケーキ人間襲来!…は別にして、謎の停電発生!どうやら戦闘が起きてる模様。
    昔懐かしき仲間ミハイロ・AKに会場を任せ、調査に出かけた一行と徳河舞蔵。
    吹き荒ぶ嵐の中、現われたる敵は謎の人型4本腕!しかも火焔ちゃんが怪我で動けないぞ。
    ケーキ人間…もといエイジャ兄弟の助けによって一行は救われるも、謎の少年登場で絶対絶命大ピンチ!
    ところがいざと言うとき頼りになるぜ、我らが徳河舞蔵の、本命一発!核地雷が爆発だ!
    見事危機を乗り越えて、仲間は見事に救われた。トラップ最強、徳河最強!

    第三章

    ここは森の奥の奥の開けたところ。そこに広がるakiharu国。
    akiharu国のACEたちはウミネコハイツで毎日騒がしく暮しているぞ。
    いつもまったりサーラ先生。でも、なにやら様子がおかしいようだ。
    なんだって!どうやら誰かが爆破予告をしたらしい!?一体爆弾はどこだ?皆の間に緊張が走る!
    そこに入ったのは徳河舞蔵からの連絡だ。爆弾は解除した、だけどあと3個もあるだって!?
    よし、かれんちゃんもサーラ先生も協力して、皆で爆弾解除・・・したけれど!
    もう間に合わない!・・・そのとき。西よりの使者、懐かしきエイジャ兄弟が助けに来てくれた!
    今日も平和だ、akiharu国。その平和は皆で守るぞ!



引用返信 削除キー/
■2954 / inTopicNo.43)  コールドオータムのイラスト
□投稿者/ 田中申@akiharu国 一般人(2回)-(2009/02/10(Tue) 22:59:30)
    3DCGでコールドオータムを描いてみました。
    宇宙っぽい背景と合成するといい感じかもしれません。
414×310 => 250×187

coldautumn-.png
/14KB
引用返信 削除キー/
■2952 / inTopicNo.44)  イラスト
□投稿者/ 和志 一般人(3回)-(2009/02/08(Sun) 23:33:22)
引用返信 削除キー/
■2951 / inTopicNo.45)  コールドオータム火星へ
□投稿者/ 阪 一般人(2回)-(2009/02/08(Sun) 15:44:11)

     カリカリカリ。そんな擬音が今にも聞えてきそうな表情で一心不乱にモニターを見つめる者達がいた。
    akiharu国藩王と愉快な仲間達である。

    「これ、ホントになにか有用な資源でるんですかね?」
    「うちの国なら「実は何もありませんでした!」とかありそうですよね、きっと」
    「なんにもでなかったらどうします? マーズエクスプレス」
    「はっはっは どうしようね!」

    そんないつものように軽口を飛ばしてても皆真剣である。胃もキリキリである。多分藩王の胃にはもう2、3個穴が開いていると思われた。
    先行して火星に送った探査機からの連絡予定時刻まであと3分。これでなにも見つからなかったら…今は考えたくも無い。

    「来ました。第一報です。メインディスプレイに表示します」
    宇宙ステーションに送られてきた通信が本土に転送されてくる。その通信補助とデータ解析担当はかれんちゃんだ。
    「おお……これは……!!」
    画面を見つめる一同。画面には無機質な数字の氾濫。
    「さっぱり分からん」
    「……こちらのデータの参照を推奨します」

    表示された火星の地形データを元にした有用鉱物分布図。この広大に広がる赤い範囲は!
    おおっ、とどよめきが走った。
    「きた、資源きた!これで勝てる!!」
    若干の不安を拭い切れなかった本計画であるが、これにて全関係者が胸をなで下ろしたのは言うまでも無い。

    /*/

     火星探査成功の報を受けてにわかに活気付いたのはマスドライバー試作機解体チームである。
    何台も大規模施設を作る余裕など元から無い。小ユニットに解体して検品、使えるものは使う。そしてそれをコールドオータムに乗せて宇宙ステーションから射出するのだ。

    しかし、まぁ、これがあまり作業が進んでいなかった。有り体にいえば、折角作ったマスドライバー、解体してしまうのはなんとも勿体無かったのである。
    巨大建造物ゆえ現場には巨大カマキリたちの働く姿が目立った。面白いこと大好きな彼らである、資源発見と聞いて作業効率が2倍は上がった。これにて解体作業が先行し、それに合せて人間や猫士たちのコールドオータムへの積み込み作業も急ピッチで進められることとなる。

     火星までの輸送には、大気圏突入型のコールドオータムが新規に制作された。
    この大気圏突入型は、耐熱コーティングを入念に施されているのはもちろんのこと、増設ユニットのパラシュートとロケット噴射で減速後、ほぼ全体を包むエアバッグを展開、火星表面上をバウンドさせながら着陸させる仕様である。
    この方式はロケット推進のみの軟着陸より大幅にコスト削減でき、増設ユニットを用いるので輸送量を圧迫しない。起動のための電源は外面に張られたソーラーパネルにて逐電された。このソーラーパネルは突入時には燃え尽きてしまうが。

    /*/

     akiharu国上空、太陽光に翅を煌かせて飛ぶ一匹の蝶がいる。宇宙ステーション「AGEHA」。
    かれんちゃんは、ディスプレイにグリーンで表示される幾つもの軌道の中に、新たに軌跡を描く三角形が、完全にその下の軌道をなぞっているのを見届けると、コンソール上の指を静止させ言った。
    「コールドオータム、全て射出完了しました」

    「よし。あとは、みんなを信じて待とう」
    かれんちゃんからの連絡を聞いて、藩王涼原秋春はいつものヒーローショーステージに集まる国民たち全てに聞かせるように言った。わーっと、一斉に歓声があがる。ここまでの工程に係わった全ての人間、猫、カマキリ、そして他国の協力者たちが集まって、仲間の火星への旅立ちを祝していた。

     その日は皆が空を見つめていた。
引用返信 削除キー/
■2950 / inTopicNo.46)  アイデアいくつか
□投稿者/ リバーウィンド 一般人(2回)-(2009/02/08(Sun) 14:29:33)
    2009/02/08(Sun) 14:30:46 編集(投稿者)

    ○マスドライバー設置場所
    赤道近くに存在するマリネリス峡谷はいかがでしょうか。調べたところ、

    ・深さ最大7km、平均6kmと高さを十分に取れる。
    ・幅は最大200kmと十分な広さ。
    ・峡谷といっても一つではなく集合体なので、丁度いい谷を選べそう。
    ・東西方向に伸びているので、自転を利用した射出が可能だと思われる。

    上記の理由により、設置場所として有望ではないかと考えました。
    谷を選んだのは、防衛と隠蔽のしやすから。平原地帯よりは戦略的に有利かいなと。


    ○ソーラーパネルの運用
    親記事で書いたように、火星に届く陽光エネルギーは安定性が悪いようで。
    ですので以下のような運用方法はいかがでしょうか。

    ・基本的にはパネルの規模で電力を稼ぐ。
    ・パネル設置は最も陽光が少ない時期に、十分な電力を得られる規模とする。
    ・陽光の増大と共に、不要分のパネルは停止して重メンテナンスを行う。
    ・止めるパネルはローテーションを組んで、すべてのパネルを順繰りに整備。

    これにより、運用寿命が伸びるかなと。


    ご参考にでもなれば^^

引用返信 削除キー/
■2949 / inTopicNo.47)  SSプロローグ
□投稿者/ 444@akiharu国 一般人(3回)-(2009/02/08(Sun) 01:19:25)
    2009/02/08(Sun) 01:20:43 編集(投稿者)


    「akiharu国は、いや、共和国は今危機にある!
     だからこそ、共に和してこの危機を乗り越えねばいけない!
     みんなの力を合わせて、今こそ踏み出そう、新しい開拓地……火星へ!」

    涼原秋春藩王・マーズエクスプレス計画発動の演説

    /*/

    時は戻る。

    akiharu国の首脳部、涼原秋春藩王と、444摂政は、
    すっかり草木に包まれた政庁の執務室で、頭を抱えて悩んでいた。

    「国民が死にすぎた。このままじゃ、国がまずい……」

    マンイーター。セプテントリオンが仕込んだとも言われるその病は、
    共和国に大きすぎる傷を残していた。
    akiharu国では、多くのカマキリたちが人や猫といった少数民族を守って命を落していた。

    「うちの国は、カマキリたちに守られていたからな。そして、彼女ももういない……」
    「だけど、それでも、前に進むしかないんだ……」

    重くなる空気。

    「気を取り直して考えよう。カマキリたちが傷ついた今、今度は少数民族である人間や猫が頑張る番だ」
    「外貨を稼いでこれる新しい産業がいるな。……だけど、ターキッシュバン2宇宙型の開発には、まだ時間がかかる」
    「まずはI=D工場の再稼働からだしな。そして傷ついているのはakiharu国だけじゃなく、共和国全体が苦しんでいる」
    「共に和し共和国全体を守る……よし!」

    藩王は、執務机から古い書類を取り出した。

    「かつての火星開発プロジェクト……これが、共和国の明日を救う!」

    /*/

    火星開発プロジェクト、それはかつて、大増殖したカマキリたちが、
    人間による差別から逃れるために、宇宙ステーションを使って
    差別のない火星へと旅立つためのプロジェクトであった。

    だがこのプロジェクトは、akiharu国が全力でカマキリを受け入れた結果、
    自然消滅していたのだ。

    藩王はこの計画を、新天地の開拓のために使おうとしていた。

    /*/

    藩王涼原秋春は演説していた。

    「共和国は今、深刻な資源難にある」

    黒曜子大量生産による資源難はなんとかしのいだものの、国内にこれといった資源獲得場所を持たず、
    レムーリアに拠点を持たない共和国の資源危機は深刻さを増すばかりであった。

    「……だからこそ、新天地を開拓する必要がある。
     それがあの赤い星、火星!
     今こそ、共和国の三大宇宙開発国の一つであるakiharu国が、火星からの資源獲得に乗り出すのだ!」

    「藩王様、難しい話だとみんな寝ちゃうんで、もっとヒーローっぽく!」

    一人の国民の突っ込みに、聴衆たちを注視すると、演説に集まった国民たちは、すでにぐーぐーと立ったまま寝ていた。

    「くそっ、みんな静かだと思ったぜ! よーし、ヒーロー変身! みんな、この模型を見てくれ。これが火星だよー」

    わー、と一斉に起き出す国民たち。
    昔はただかっこいいこと言ってるだけで喜んでくれたのに、と心の中で涙を流す藩王であった。


    「……と、いうわけで、ここに火星があって、ここから鉄とかを掘ってくるんだ。
     その鉄を掘って、このマスドライバーで地球まで打ちだす!」

    模型の火星とテラとの間で、コンテナ型模型を動かす藩王。
    ひゅーんと言う擬音つきだ。

    「その鉄とかを、他の国に売って、かわりにみんなのご飯を買ってくるんだ。わかったかな!」
    「おー!」

    手を上げる国民たち。
    実際には鉄じゃなくてもっと違う金属かもしれないが、まあそんなのはささいなことだ、きっと。

    「はーい、藩王様」
    「はい、そこの君、質問どうぞ」

    ある子供の質問だった。

    「ぼくたちみんなで火星に移り住むんですか?」
    「うーん、いい質問だね。でも今この国には人が少ない。
     火星にまで住んでる余裕がないんだ。
     資源を掘る基地を作って、資源を掘ってくる少数の人たちだけが、いくことになると思うよ」

    どうでもいいが、ここでの人は、人や猫、カマキリといった国民たちを合わせた言葉である。
    いや、ほら、知類とかいいかえるのめんどくさいので、細かいことを気にしない藩王たちはそう言っていた。

    「……でも、テラは、戦いばっかりで怖いよ。火星なら、もう争いなんてないんでしょ?」

    静まり返る場内。
    藩王は、見えないように強く拳を握り締めると、一呼吸置いて言った。

    「……僕たちは、共和国の一員だ。
     一つの体を二つに割いても生きていけないだろ?
     共に和す心っていうのは、苦しいことはみんなで乗り越えて、
     楽しいことはみんなでお祭りするってことなんだ。
     ……大丈夫、僕たちは一人じゃない、みんなと一緒だ!
    そしてみんなも僕たちと一緒だ。この共和国を、みんなで守っていこうじゃないか!」

    藩王が拳を突き上げると、国民たちの歓声と拍手が響き渡った。

    /*/

    演説から涼原秋春が執務室に戻ると、そこには444と岩崎が待っていた。

    「お疲れ」

    岩崎の言葉に答えず、椅子に座ると、手のひらに顔を埋めて、絞り出すように言った。

    「……僕は、きれいごとで、国民を苦しめる道を進ませようとしているのかもしれない」
    「みんなで共に和す。君が言ったことだ。彼女の遺言でもある……その言葉は嘘なんかじゃない」
    「ああ……まだまだ、これからだ」

    静まり返る執務室。

    「それで、これからはどうするんだい。火星開発となると、色々準備するものがあるだろうけど」

    重くなった空気を切り替えるように岩崎が言うと、444と涼原秋春は顔を合わせて答えた。

    「ああ、うん、それなら」
    「大統領に……」
    「土下座?」
引用返信 削除キー/
■2947 / inTopicNo.48)  火星について
□投稿者/ リバーウィンド 一般人(1回)-(2009/02/07(Sat) 02:11:49)
    2009/02/07(Sat) 02:34:20 編集(投稿者)
    2009/02/07(Sat) 02:15:17 編集(投稿者)

    ネットに潜って火星について調べたところ。

    ・火星に届く太陽エネルギー(太陽定数)は約半分。また軌道が楕円形のため、変動が大きい。
    ・公転周期は686.98 日 地球の一年に対して1.880866 年(2年弱)
    ・磁場・大気ともに不十分であり、強烈な宇宙放射線にさらされている。
    ・表面重力は3.71 m/s2。地球が9.78 m/s2(赤道上)で火星は地球の約1/3

    とのことです。

    施設等には放射線対策が、また太陽光発電は効率が悪くなりそうです。
    またソーラーパネルの規模で稼ぐとしても、約2年で楕円軌道を巡るので、時期による太陽エネルギー量の変動が問題になりそうかと。
    ただ火星の表面重力は地球の1/3程度とのことで、打ち上げに電力使う分には効率問題は出ないかも?

    ご参考にでもなれば幸いです。
引用返信 削除キー/
■2946 / inTopicNo.49)  火星探査SS
□投稿者/ 阪 一般人(1回)-(2009/02/07(Sat) 01:04:32)
    2009/02/09(Mon) 02:25:57 編集(投稿者)
    2009/02/07(Sat) 01:05:00 編集(投稿者)

    火星へ、その大いなる一歩


    火星に眠るという莫大な資源という名の宝。
    だがしかし。NWにおいて未だかつて火星の本格的な探索は行なわれたことはなく、マーズエクスプレス建造計画は、その宝の地図に暗雲が立ち込めたままの出発となった。


    「なに、火星? 発掘しがいがありそうだな!」
    ニッと不敵な笑みを浮かべ、黙々と作業を進めるのは略奪系考古学者たちだった。
    計画の第一段階として、兎にも角にも火星の資源の在り処を突き止めないといけない。そんな折に注目されたのはakiharu国考古学である。発掘の一環で行なわれる地質調査を元に、無人火星探査機に搭載する自動資源探索装置の開発が進められていた。
    その目的は2つ。資源確保の最有力点を見つけること、マスドライバー設置地点の地形調査である。この探索にはそれなりの時間を要するため、地上のマスドライバー試作機建造と同時並行で行なわれる。
    略奪系考古学者たちは自動化面に苦難しながらも他国の技術者の協力を得てこの計画の要を作り上げていった。ついでに完全に趣味で資源発掘?機の設計も進めながら。

    メインとなる無人火星探査機のベースは、もちろん目下開発中の宇宙用ターキッシュバン2試作機である。
    試作型と言えば宇宙ステーション「AGEHA」に対デブリ用砲台として運用されているのが記憶に新しいが、この火星探索機は砲台改修機とは逆に、動力部分を残し、武装は全て調査用アームや分析機材に改修されている。加えてセンサー機器や通信機器も大幅強化し、遠くテラへの通信を万全のものとした。フレーム部分は同等の耐圧、耐熱、耐宇宙線、及び気密処理を行ったものを使用しているが、打ち上げコスト削減のため、より軽量加工の施された素材にマイナーチェンジされた。

    そして若干この探査機を不恰好にしているのが外付けの燃料タンクだった。長時間稼動を実現するために大量に予備燃料が必要だったのである。しかしそれではどうにもコストパフォーマンスが悪い。そこでなんとこのI=Dには試験的にソーラーパネルが搭載された。普段は効率よく小さく折りたたまれたそれは、広げるとまるで翼のようにみえる。材質的にはAGEHAで使用されたものであり、得られた電気は動力補助と分析機器用電源として使用された。

    このようにターキッシュバンを応用する手法はakiharu国でよく見掛けられる。
    その主な目的はコストダウンであるが、実はもう一つ秘密がある。
    akiharu国のかわいい自慢の中のひとつであるこの青いI=D。国民は皆、この機体を見ると笑顔になり、応援したくなるのだった。そして意味もなくこう思う。「こいつなら大丈夫だ!」と。
    一見何の根拠もない自信だが、この抜群の信頼が自然と技術者たちへ安堵感をもたらし、データの面でも安定した数値を叩き出すのだ。


    今、宇宙蝶の一旦から宇宙ターキッシュバン探査型と予備燃料をつめた大気圏突入型コールドオータムが射出された。
    火星に着き次第、数機のターキッシュバンが展開され、資源採掘の推定有力ポイントへ向かうだろう。ただしその姿を我々は知りえることはできない。最小限、地形データのみの通信しか設定していないためだ。
    だが、我々はありありと想像できた。赤い大地に降り立った青い猫が、その煌く翼を広げる姿を。


    これがakiharu国、火星への第一歩である。

引用返信 削除キー/
■2945 / inTopicNo.50)  【質疑転載】火星について
□投稿者/ SV 一般人(15回)-(2009/02/06(Fri) 15:20:31)
    Q:
    QI1:新アイドレス作業でマーズエクスプレスを作っているのですが、この火星は絢爛の火星なのでしょうか?それともNW星系の火星に設置するものなのでしょうか?
    A:
    AI1:NW星系の赤い星


    とのことです。少し火星についてのあれこれとかもあります。
    以下ログ。
    /*/
    + 忌闇装介 > QI1:新アイドレス作業でマーズエクスプレスを作っているのですが、この火星は絢爛の火星なのでしょうか?それともNW星系の火星に設置するものなのでしょうか? (2/6-14:57:06)
    + 芝村 > AI1:NW星系の赤い星 (2/6-14:58:38)
    + 忌闇装介 > おおー。さすがに絢爛火星に勝手に施設作るのは怒られますよねw (2/6-14:59:32)
    + 阪 > 赤い星ってことは取ってくるのは普通の燃料ですか。 水資源のイメージがw (2/6-15:01:22)
    + 芝村 > 化石燃料はあるかもしれんが。普通に考えれば資源かもな (2/6-15:02:38)
    + 忌闇装介 > いっそ火星地下の氷をくりぬいてドームにしたほうが早いのでしょうか。。。南国人にはきついですが。。。 (2/6-15:02:52)
    + 芝村 > いや。開拓なんか、いらんだろ、人口が少なすぎる>SV (2/6-15:04:35)
    + 忌闇装介 > なるほど。。。自動化とかしないといかんのですかな。。。>人口少ない (2/6-15:05:52)
    + 芝村 > 昔はカマキリの独立国つくるとか、カマキリの安住の地のためだったんだがな>火星 あそこなら差別内から (2/6-15:06:56)
引用返信 削除キー/
■2944 / inTopicNo.51)  作業風景
□投稿者/ SV 一般人(14回)-(2009/02/06(Fri) 08:25:46)
    カマキリと人間の共同作業風景を描いてみました。トラックで運ぶ人間と、コンテナを倉庫に運ぶカマキリです。
    http://www6.atwiki.jp/ashcape/?cmd=upload&act=open&page=% ..... le=mse.png

    >  t:要点 = コンテナ,山,マスドライバー
    のうち、コンテナ、山、マスドライバーを入れてみました。火星かどうかはちょっとわかりにくいかもです。

引用返信 削除キー/
■2943 / inTopicNo.52)  思いつき台詞集
□投稿者/ akiharu 一般人(23回)-(2009/02/06(Fri) 00:23:48)
    ※思いつき台詞集。使おうが無視しようがかまわんです


    #パロディ的なアレ

    「レディは死んだ、もういない。
     だけどこの心に、この身体に、1つになって生き続ける!
     道を間違えても全力疾走!
     間違っても間違っても走り続けて、光を見つけたなら俺の勝ち!
     俺を、俺達を、誰だと思っていやがる!」


    #何となく思いついたセリフ

    ※シチュエーション:悪の七星工業高校での最終決戦にて
     何気に上のパロディとも組み合わせが効くのがアレだね。

    セプ「何故だ……! 我々と手を組むことはお前達にとっても決して悪いことではないはず……!」
    番長「悪いことではない? そのために悪の手先になるのがか? まっぴらゴメンだ!
       俺はお前達が士季号にしたことを忘れちゃいねえ! サーラ先生や徳河先生にしたことも!」
    セプ「この利益計算の出来ない野蛮人が……!」
    番長「ハッ! 誉め言葉だな。俺達akiharu国民はカマキリはもとより、人間も猫も、損得で生きちゃいねえんだ!」


    ※4さんに見せたら
     「お前のツラが気に食わねえ!」
     これでいいじゃないか
     と言われたよ!
引用返信 削除キー/
■2942 / inTopicNo.53)  南国人+風紀委員会+生徒会役員+番長
□投稿者/ akiharu 一般人(22回)-(2009/02/05(Thu) 20:02:07)

    L:番長 = {
     t:名称 = 番長(絶技)
     t:要点 = 輝く拳,バンカラ,学生服
     t:周辺環境 = 学園

    L:風紀委員会 = {
     t:名称 = 風紀委員会(職業)
     t:要点 = 学生服,腕章
     t:周辺環境 = 学校

    L:生徒会役員 = {
     t:名称 = 生徒会役員(職業)
     t:要点 = 学生服,腕章,長い剣
     t:周辺環境 = 学校
引用返信 削除キー/
■2941 / inTopicNo.54)  専用バイク
□投稿者/ akiharu 一般人(21回)-(2009/02/05(Thu) 20:00:41)
    L:専用バイク(アイテム) = {
     t:名称 = 専用バイク(アイテム)
     t:要点 = 変な,バイク,時速300km
     t:周辺環境 = 採掘場

    ※和志さんにバイクデザイン発注中です
引用返信 削除キー/
■2940 / inTopicNo.55)  マーズエクスプレス
□投稿者/ akiharu 一般人(20回)-(2009/02/05(Thu) 19:59:20)
    2009/02/05(Thu) 20:00:00 編集(投稿者)

    L:マーズエクスプレス = {
     t:名称 = マーズエクスプレス(絶技)
     t:要点 = コンテナ,山,マスドライバー
     t:周辺環境 = 火星。


    ※火星で水資源(宇宙船で燃料代わりに使う)を採掘して宇宙へ射出する施設です
     連なったコンテナが列車みたいだからこう呼ばれるわけですね。
引用返信 削除キー/
■2939 / inTopicNo.56)  宇宙用ターキッシュバン2への改造
□投稿者/ akiharu 一般人(19回)-(2009/02/05(Thu) 19:57:13)
    L:宇宙用ターキッシュバン2への改造 = {
     t:名称 = 宇宙用ターキッシュバン2への改造(イベント)
     t:要点 = {
    一般性能要求
     宇宙用ターキッシュバン2とはターキッシュバン2の推進装置、操縦関係ソフトウェア、武装だけを交換した、廃物利用的な機体である。急激に低下した共和国の開発力をおぎなうために、そしてよけ藩の大造船所をつかいまわすために作られた。
    性能はいかんともしがたいものがあったがすでにサイベリアンの老朽化は限度に達しており、またそれを再生産する技術力も共和国にはないことから、仕方なく生産された。

     t:周辺環境 = 宇宙。


    ※イラストはたちばなさんにお願いしています
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■2928 / inTopicNo.57)  設定文
□投稿者/ 田中申@akiharu国 一般人(1回)-(2009/01/18(Sun) 00:51:51)
    2009/02/15(Sun) 19:29:59 編集(投稿者)
    2009/01/25(Sun) 22:26:09 編集(投稿者)
    2009/01/18(Sun) 21:32:24 編集(投稿者)

     akiharu国学園都市(仮称)(以下、学園都市)はakiharu国に存在する学術都市である。
     その目的は、個々の藩国民がより良い方向へ発達し、社会を発展させることである。
     学園都市の開発計画は、必要以上に規模が大きくならないように抑制している。
     これは郊外化が進展し、自然環境が損なわれるようなことがないようにという理由からである。
     また、鉄道網や電線、上下水道などの整備と維持にかかる費用を少なくするためでもある。
     学園都市は天災や空襲でのライフライン停止に備え、電気やガス、水道に依存しすぎないよう設計されている。
     たとえば、学校の机やロッカーは木材で作られており、いざというときは壊して薪にできる。

     学園都市は、下は保育所、幼稚園から、上は大学院まで、幅広く取り揃えている。
     そのため、各人の趣味嗜好や能力に合わせ、好きなところに入園、入学できる。

     初等教育は義務となっており、小学校から中学までは国民全員入学しなければならない。
     ここでいう国民は人間、猫士、カマキリなど、akiharu国に住むすべての知類である。
     これは、悪党に利用されない、最低限の知識と知恵を身につけることを目的としている。
     文字が読めなければ、不当な内容の誓約書に拇印を押すかもしれない。
     また、深く考えることがなければ、反社会的な扇動に対し、理性的な判断ができないだろう。
     悪に加担するといったことも考えられる。
     そういったことがないよう、藩国民全員に就学するよう決めている。

     高等教育、高校以降の入学者は、希望者の中から面接や試験によって選ばれる。
     このとき、どの学校も共通して重視されるのが人格と倫理観である。
     これには二つ理由がある。
     ひとつは身につけた知識の悪用を防ぐためである。
     そのため、セプテントリオンやその他悪意を持った者は入学できないようになっている。
     もうひとつは社会へどの程度貢献するか知るためである。
     高等教育を受ける者はそうでない者よりも社会的成功を収めやすい。
     そのため、教育によって格差が生まれる。
     しかし、財産や権力を得た者が自発的に滅私奉公すれば、この差を小さくすることができる。
     したがって、そのような仕事につくことを誇らしく思う者を優先的に入学させている。
     幸いなことにakiharu国には変身ヒーロー協会という組織があり、「強い者が弱い者を助けるというのはヒーローみたいでカッコイイ」という国民が多い。
     ゆえに、学校が定員割れする心配は今のところない。

     学園都市は高校や大学は複数あり、学生は自分に合ったところを自由に選択することができる。
     これは各校が互いに競い合うことで、よりよい教育環境へと発展することを期待しての制度である。

     高校までの各学級は少人数制となっている。
     あまり教室の生徒の数が多いと学級崩壊になる危険性があるからである。
     そのため、教師が指導しやすいようクラスの生徒の数は制限されている。
     また、なんらかの原因で教室が荒れた場合、そのクラスの教員の数を増やしたり、保護者に見学させるなどの方法で対処している。

     学園都市は、自家用車を持たない交通弱者のため、鉄道やバスなどの公共交通が整備されている。
     駅や校舎はエレベーターが完備され、様々なバリアフリー化が試みられている。
     たとえば、視覚障害者のために、エレベーターボーイ、エレベーターガールを乗せたり、ボタンに点字を添えたりしている。
     また、入り口を前後につけ、車いすの人でも方向転換せず乗り降りできるようにしている。
     同様にバスもノンステップバスとなっている。
     おまけに悪の組織がよくやるバスジャックに備え、犯人に気づかれることなく、周囲に危険を知らせられる隠しボタンが装備されている。

     電車は走行音で学生の勉強を邪魔しないよう、騒音対策が施されている。
     また、乗降扉の近くに、高齢者や障害者、妊婦などが優先的に座るシートが用意されている。
     いわゆる優先座席である。
     なお、上記のようなハンディキャップを抱えた知類に対しては優先座席以外でも席を譲ることが推奨されている。
     その他、利用者の要望に応じて、以下のような車両が準備されている。
    ・痴漢防止のための女性専用車両
    ・冷房が効きすぎで寒いと感じる知類のための弱冷車
    ・ペースメーカーを使用する知類のための携帯電話電源オフ車両

     駅構内の自動販売機は利き腕や身長に関係なく、使いやすいようになっている。
     この自販機は災害時には商品が無料開放される。

     経済的理由で授業料が払えない学生のために奨学金が用意され、食事も支給される。
     給食は味や栄養バランスはもちろん、アレルギーや食文化も考慮して調理されている。
     学食は24時間営業で、夜食や文房具、参考書などを売っているコンビニもある。

     多くの学校は教科書を学校から生徒に貸し出ている。
     いわゆる貸出し制である。
     それは以下の理由からである。
    ・教科書を買うお金がない生徒のため
    ・同じ教科書を使いまわすことで木材資源を節約するため
    ・教科書に落書きしたりしないようにするため
     (借り物の教科書に落書きすれば、弁償しなければならない)

     なんらかの事情で通学や学習が困難な生徒のため、以下のような設備も用意されている。
    ・自宅との距離が長い生徒のための学生寮
    ・仕事の都合で就学困難な生徒のための夜間学校
     (注意:学齢超過者が全日制の学校に入学することを規制するものではない)
    ・不登校や登校拒否、ひきこもりの学生を対象としたサポート校
    ・病気や障害を持つ学生のための特別支援学校
     また、体が大きすぎて校舎に入れないカマキリのため、郵便やテレビ、ラジオ、ナショナルネットなどを使った遠隔教育も行われている。

     学園都市の運営は生徒会連合によって行われている。
     生徒会連合は予算や教育方針、時間割編成、教職員の雇用などを管理している。
     これは教育を受ける生徒のほうが学校生活の充実や改善に対し、熱心と思われるからである。
     また、教育によって今後の人生を左右しかねないという重責を持つ教師に、それ以外のよけいな負担を与えないようにという配慮もある。

     以上のように充実した設備から学園都市は学校要塞とも呼ばれている。
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■2922 / inTopicNo.58)  主人公スズキ
□投稿者/ SV 一般人(11回)-(2009/01/15(Thu) 02:50:46)
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■2921 / inTopicNo.59)  学校要塞校門(仮)
□投稿者/ ゆり花 一般人(3回)-(2009/01/15(Thu) 02:36:59)
    学校要塞校門の絵。(描きかけ)
    一応入り口に、楡の木。堅牢に、石つくり。
    その奥は、商店街にすべき?どんな感じなんだろ…。アラビア風??
320×240 => 250×187

1231954619.jpg
/28KB
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■2918 / inTopicNo.60)   学校要塞イラスト
□投稿者/ 和志 一般人(1回)-(2009/01/15(Thu) 01:45:00)
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