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■2981 / 3階層)  復興SS
□投稿者/ リバーウィンド 一般人(4回)-(2009/03/13(Fri) 22:47:18)
    2009/03/14(Sat) 14:17:25 編集(投稿者)


    大急ぎで書きました。
    自分で立候補しておきながらものごっつぅ不安ですので、是非皆様のチェックをお願いいたしたく。

    藩王様、こりゃダメだとなったらバッサリ切るとか一部利用とか、ごいごいやってくださいませm(__)m


    /*/

    ◎T13における砂漠化からの復興:遊園地編

    ○復興への意思
    広く知られている様に、T13における世界樹による土壌浄化に伴い、多くの共和国所属藩国がまさしく壊滅的な被害を受けた。その中には、akiharu国も含まれていた。
    残った国民は春を待つ卵のみという状況。
    それでもなお、藩王以下第7世界人と猫士たちは、復興を諦めなかった。
    涙を流す前に作業で汗を。悲しみに声を上げるなら明日を信じる歌を。
    そうした復興努力の中に、郊外ファーム型遊園地再建も含まれていた。

    このことを奇異に思われる方もおられるだろう。ライフラインどころか民すら壊滅している状況下で、なにゆえそのようなものを再建するのかと。

    だが、これを読まれる諸氏には、是非知っていてもらいたい。
    akiharu国は、笑顔を尊ぶ。人も猫も犬もカマキリも関わりなく、皆の笑顔あるを最良の世界と信じる。
    故に、人々を楽しませ、笑顔を呼ぶ遊園地は、初期の復興における対象として選定されたのである。
    すぐには誰も訪れないかもしれない。だが、いずれ必ず、ここは笑顔で溢れる。
    そう信じて、彼らはその復興に挑んだのである。

    ○第一段階:シーサイドパーク復興
    akiharu国の郊外ファーム型遊園地を構成する三つのエリアのうち、最初に「手をつけられたのはシーサイドパークであった(もちろん作業全体の準備段階として、各エリアの被害状況調査は行われている)。
    これは、かろうじて残存していたターキッシュバン系I=Dを利用しやすく(少ない人員での作業となるため、I=D利用による作業能力向上は必須であった)、また海中構造物が一部再利用可能であったための選択であった。

    まず行われた作業は、海底整備であった。国土を埋めた砂は沿岸にも広がっていたが、地中・海底トンネルをコースターで探検する「ディープス・ロード」に関してはその構造的頑強性から、特に海岸から離れた部分が再利用可能な状態であり、ラビリンスラグーンはほぼ全てが埋まっていたがそれを建築基礎として利用可能と見込まれため、まずは利用可能な部分を掘り出しつつ海底状況を安定させることが急務だったのである。
    この作業は、砂が流動的な部分は散らし、ある程度固まっている部分はI=Dで踏み固める形で、落ち着いた環境を確保した。
    なおこの際、生態系の保全・再生を図るため、利用不可能かつ無害な建材の残骸を用いた人口漁礁の設置といった作業も平行して行われている。

    続いて、ディープス・ロードの再生が図られた。強化補修を含めて再利用可能な箇所を選定し、足りない部分は継ぎ足し、地底を進行する割合がやや増える形で再建がなされた。

    次に行われたのは、ラビリンスラグーン再建である。
    ほぼ埋まった旧施設を土台として新施設を建造し(この際、極力ブロック工法を利用して省力化とコストダウンが図られている)、旧施設が露出している部分は新施設の床を強化ガラス張りとして下方が見える構造とし、立体迷路的な雰囲気と遺跡的な神秘性を高めることすら図られている。

    その他のアトラクション、ライード・ザ・ターキッシュやパイレーツオブムラカミに関してはコースの改変や付随機器の準備のみで賄えたため、これを以ってシーサイドパークの再建は大部分が成された。
    もちろんその他中小のアトラクションに関しても、順次計画・復興されている。

    ○第二段階:ホテルコーストの再建
    続いて取り掛かられたのが、ホテルコーストエリアの再建であった

    この作業においては、多種存在した宿泊施設全ての早期再建は諦め、まずは藩国各地から使用可能な木製建材を掘り出しての、パラダイスヴィレッジ再構築から始められた。
    元よりakiahru国の南国人や猫妖精は、木材を使用したログハウス的な家屋を建てて住処としてきた歴史があり、建材さえ確保できればこれらペンション群の再建は比較的容易だったのである。
    またこれらは同エリアの中でも低額ホテルとしての位置づけにあったため、復興期にある共和国内においても利用しやすいと考えられた。
    その後復興の進み具合に応じて、他のホテル群を再建する計画が立てられている。

    ○第三段階:仮営業体制構築と完全復興作業の継続

    akiharu国の誇るI=D、ターキッシュバンを中核としたシーサイドパークの再生と、一部とは言え宿泊施設となるホテルコーストの再建。
    これをもって、施設としては最低限の営業を再開しうるだけの素地が整った。

    この後、社会情勢とインフラ再建作業の進行、akiharu国の人口増加を注視しつつ、最速で仮営業を開始できる体制を整えつつも、他のエリアやアトラクションの再建が地道に続けられた。
    営業再開に関しては、復興期にある共和国の状況を鑑み、子供無料制度の拡充、入園料の減額等が企画された。
    一方で再建中のエリアに関しては穏やかかつ南国情緒溢れた文様の描かれたシールドで覆い、来園者の楽しみを阻害しないよう、また危険が及ばないようにと細心の注意が成された。


    やがて共和国復興と歩調を合わせ、この地もかつての活況を取り戻すことになる。
    そこにはたくさんの笑顔があったという。
    遊園地再建に関わった人員にとって、何よりの報酬であった。

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