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■2858 / 1階層)  仮設定
□投稿者/ 田中申@akiharu国 一般人(14回)-(2008/08/02(Sat) 23:04:07)
    クェスカイゼスはサイケデリックな装飾を施された人騎兵である。
    より厳密にはドラゴンメイルと呼ばれる発掘兵器であり、I=Dの原型となった機体とされている。
    現在、帝国軍に配備されているクェスカイゼスは宰相が今日子のために改装した機体であり、彼女の力量に合わせて大幅な変更が加えられている。
    その特徴は機体胴体部に内蔵された重力制御装置である。
    重力制御装置はクェスカイゼスの根幹を成す機構であり、重力制御装置のないクェスカイゼスはただの金属塊といっても過言ではない。
    たとえば、クェスカイゼスの四肢は重力制御によって操り人形のように動かしており、内部に駆動装置を有していない。
    そのため、同サイズのI=Dと比較し、機体の乾燥重量が半分しかない。
    また、クェスカイゼスの剣は、それ自体ただ頑丈なだけの実体剣だが、重力制御によって、敵を刃に引き寄せる引力と、鎬地(剣の腹)から斥力(反重力)を出している。
    これにより、この剣は叩き割りと引き裂きを同時に行う恐ろしい武器と化している。
    反重力の出力を最大にすればモーゼのごとく海を割るとさえ言われている。

    しかし、改装前のクェスカイゼスは操縦性に多くの問題を抱えていた。
    重力制御という特殊な方法によって機体を動かしているため、レスポンスが悪く、操作にワンテンポ遅れて機体が動くという有様だった。
    そこで宰相が出した解答は不安定性の増強であった。
    以下の方法で、バランスを崩しやすく、転倒しやすくすることで、機体挙動を早くしたのである。
    ・重心を高くする
    ・慣性質量を下げる
    ・脚部の接地面積を減らす
    ・地球の重力にクェスカイゼスの重力を加える
    もっともこの解決法は地上で歩いたり走ったりする場合のみに使えるものであり、しかも古武術の歩法を人騎兵に使わせられるほどの技量が乗り手に求められるものであった。
    そのため、クェスカイゼスは実質的に今日子専用機となっている。

    前述のとおり、クェスカイゼスは陸戦に適応しているが、空中戦を想定していないわけではない。
    空中での機動力を高めるため、オプションとして盾が用意されているのだ。
    重力制御による飛行は、自由落下に近く、重力と空気抵抗の釣り合ったところで最高速度(終端速度)が決まる。
    クェスカイゼス自身は非常に軽く、また、複雑な形状から空気抵抗も大きい。
    そこで、クェスカイゼスの盾は機体全体を覆い隠すほど大きさを持っており、非常に重く造られている。
    この盾を進行方向にかざすことで空気抵抗を減らし、飛行速度を向上させている。
    これにより、加速性能ではフェイクトモエシリーズに譲るが、航続距離や最高速度などはこれらの航空機を圧倒している。
    また、純粋に防具としても大型I=Dの装甲にも比肩する頑丈さがあり、さらにその大きさから敵の視界を防ぐのにも役に立つ。
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Nomal クエスカイゼスの開発コンペンション / 444@akiharu国 (08/07/30(Wed) 01:52) #2853
Nomal 444設定分・第一稿 / 444@akiharu国 (08/07/30(Wed) 01:53) #2854
Nomal 設定。途中。 / 天狐 (08/07/31(Thu) 00:12) #2856
Nomal クェスカイゼス質疑 / 444@akiharu国 (08/08/01(Fri) 22:18) #2857
Nomal 仮設定 / 田中申@akiharu国 (08/08/02(Sat) 23:04) #2858 ←Now

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