FrontPage 新規 編集 検索 一覧 ヘルプ

beast

南国人+パイロット+ドラッグマジシャン+超薬戦獣

イラスト

作:涼原秋春

作:ソーニャ・モウン艦氏族・デモストレータ

設定文

解説 作:田中申&鴨瀬高次&444

 激化する戦闘の中、戦闘行為によるI=Dの運動性は激しさを増した。
 当然、中に乗っているパイロットに対する負担も大きくなった。
 加速時に加わる重力、そしてそんな高重力の中でもI=Dを綿密に動かす技量、
 反射神経などを勘案するとすでに人が中に乗って操縦する事は限界に達していた。
 これに対して、二つの対策が考えられた。
 一つはコクピットの改良、もう一つはパイロットの強化である。
 
 西洋医学における薬理作用とは創傷や病気を直接治癒するものではなく、
 生体に影響を与え、機能の正常化を促進するものである。
 つまり、生体が持っている機能を強化することはできるが、できないことはできない。
 しかし、akiharu国民は、頻繁な薬物投与と人体実験の果て、驚異的な身体能力を持つにいたった。
 それがakiharu国の名物“超薬戦獣”である。
 超薬戦獣にとって、有益な薬物の作用量は約半分になり、有害な作用量は平均で十倍以上となる。
 また、人間としての限界を底上げされており、投薬すればするだけ能力が上昇する。
 ただし、薬の種類や摂取方法(経皮、経口、経気道)、個人差などはある。
 
 超薬戦獣の体は、akiharu国の他の者と比べ、非常に大きい。
 さらに、薬物――主にキノコ――を適量摂取することにより、腹筋は十二に割れ、腕の太さは一回りも二回りも大きくなる。
 その著しい体格の変わりようは、質量保存の法則を無視しているのではないかとさえ言われるほどである。
 ただし、それだけの変化をするからには当然、副作用がある
 (副作用が出るなら適量超えてるだろというツッコミは無視する)。
 特に多い副作用は、数分から数時間程度の幻覚、幻聴である。
 その内容は、人によって違うが、おおむね以下のようなものである。
 ・翼の生えた子供といっしょに天に昇る。
 ・お花畑と歩く。(誤字ではない)
 ・川を渡る。
 ちなみに、この幻覚を見ているとき、心臓が止まっていたり、
 脳波が弱くなっていたりすることがあるようだが、(たぶん)命に別状はない(といいなあと思っている)。
 
 彼らの身体能力はすさまじく、ダイラタンシーを利用し、底なし沼を走り抜けたり、密林に棲むUMAを素手でこらしめたりできる。
 超薬戦獣の第一人者であるa氏によれば、音速の壁を足場に空中を走ることもできるらしい
 (この発言の際、彼の目がとてもぐるぐるしていたことを付記しておく)。
 但し、その姿は人として何か違った存在であり、影では「人を捨てた獣」という噂が流れた。
 もちろん、この姿は一時的なものであり、平時は普通の人となんら変わらない健康的な外見をしている。
 
 彼らが真に力を発揮するときは自国の薬品庫を襲撃する際である。
 暴走した超薬戦獣は、ドラッグ災害としてakiharu国中をかけめぐり、
 洪水として、洪水対策を施された家屋をなぎ倒し、
 台風として密林の木々をへし折るのだ!
 藩王自ら率先してテロリストとなる、このイベントはakiharu国の医師を悩ます種となっている。
 公式発表によると、akiharu国での超薬戦獣による被害総額はソックスハンターのそれを上回るとされている。
 

飛行場について 作:田中申/加筆編集:涼原秋春

 超薬戦獣がドラッグ力の赴くままに破壊する施設として有名なのがこの飛行場である。
 だが、しばしば破壊されている部分である地上部分はダミーであり、
 akiharu国の真の飛行場は、密林に囲まれた地下にある。
 これは、敵の砲撃や爆撃などで機能を失わないようにという考えからである。
 この地下飛行場は、駐機場の割りに滑走路や着陸帯がそれほど大きく作られていなかった。
 I=Dを運用する場合、長い滑走路はそれほど必要なく、
 また、地下の工事は地上でやる場合と比べ、費用、期間ともに莫大となるためであった。
 しかし、略奪系考古学者が古代遺跡と噂される地底洞窟を掘り進めた結果、
 飛行場は大幅に拡張されることになった。
 I=D工場と地下通路で連結され、機体の整備も楽になった。
 さらに、近くの湖沼ともつながっており、水中用I=Dはそちらからも出撃できる。
 
 飛行場の地上部分は廃墟に偽装されている。
 一見、ガレキの山に見えるそれは、実は高度な防御機構である。
 その性能はTNT火薬2000トン程度の爆発なら、地下飛行場を無傷で守れるくらいである。
 さらに周辺にはツチノコやビッグフットのような外見の凶暴な生物がうようよしており、
 プテラノドン似の大怪鳥から触手の長い食肉植物まで多種多様なUMAが襲い掛かるため、
 生態を知るakiharu国民以外の人間は接近すら容易ではない。

テーマソング 『いけいけ僕らの超薬戦獣 〜藩王さまのテーマ(?)〜』 作詞:リバーウィンド

 (前奏)
 
 密林の奥から 悪い奴らの声がする
 沼越え沢越え遺跡を踏んで
 悪い奴らがやって来る
 
 歩兵がんばれ(歯が立たない)
 I=D行くぞ(在庫がない)
 ピンチ ピンチ 大ピンチ
 共和に輝くネタ藩国
 akiharu国が無くなるぞ
 
 その時! 彼がやって来る
 僕らの希望がやって来る
 
 (台詞)「ドラァァァッグ! オオオォォォォォン!!」
 
  ※険しい眼差し(ぐるぐるだ)
   もりもり筋肉(ぴくぴくしてる)
   ワンポイントは薔薇の刺青
   自慢のマフラーなびかせて
   ポーズ決めつつ仁王立ち
  
  行け! 超薬パンチ
  今だ! 戦獣キック
  
  (効果音)ふよーん
  
  (解説)「超薬戦獣は! 単独では白兵戦行為ができないのだ!」
  
  イけイけ僕らの超薬戦獣 負けるな僕らの超薬戦獣
  a ki ha ru
  
  
  (間奏)
  
  
  空の彼方から 白い奴らの足音だ
  10人 100人 2000人
  白い奴らがやってくる
 
  見上げる猫たち(届かない)
  ACE頼みだ(戦えない)
  ピンチ ピンチ 大ピンチ
  ナンバー2番目にゃん国家
  akiharu国もここまでか
 
  その時! 彼がやってくる
  僕らの王様やってくる
 
  (台詞)「ドラァァァッグ! オオオォォォォォン!!」
 
  ※くりかえし
 
  行け! 評価2シフト
  今だ! 連続攻撃
 
  (効果音)ぱたり
 
  (解説)「超薬戦獣は! ドラッグ使うと次は行動不能なのだ!」
 
  逝け逝け僕らの超薬戦獣 負けるな僕らの超薬戦獣
  a ki ha ru
 
 
  (台詞)「ウルオオオォォォォォン……」

要点・周辺環境内訳

周辺環境

南国人

パイロット

ドラッグマジシャン

超薬戦獣

要点

南国人

パイロット

ドラッグマジシャン

超薬戦獣

能力評価

体格筋力耐久力外見敏捷器用感覚知識幸運
+0+5−1−2+3+2+7+1−3

特殊

*超薬戦獣はドラックによる強化行為により、任意の評価を×2.25(評価2)補正することができ、この時燃料1万tを消費する。ただし次の1行動はいかなるものでも行動不能として扱う。

→次のアイドレス

メニュー

登録済アイドレス