近年ニューワールドでは、レムーリアをはじめとして、他世界との貿易が始められようとしています。
それぞれの世界には特色と特産品があり、ニューワールドと他世界が弱点を補い合い、
長所を高めあう形で貿易を行なえば、お互いに素晴らしい成果が出るでしょう。
しかし、忘れてはならないことがあります。
それは、他の世界は他の世界で独自のルールで動いているということです。
例えば、ニューワールドではごく普通に流通しているものが他世界では
禁制品であることや、その逆のことも考えられます。
例えばakiharu国のドラッグやキノコは、もう我々はなんか感覚が麻痺していますが、
多くの世界で法に触れるでしょう。
さらに、世界間では品物の価値の違いも考えられます。
我々の世界では高いものがよその世界では安い、あるいは逆のことも考えられます。
例えば生物資源が貴重な世界に、akiharu国の安い生物資源を大量に輸出すれば、
現地の生物資源産業は大きな打撃を受けるでしょう。
また、品物の価値に対する予備知識不足から、結果的に詐欺のようなことになってしまうことも考えられます。
もちろん技術が未発達の国にニューワールドの先進技術を売りつけるのも、
現地の技術者の仕事を奪ってしまうことになりかねません。
我々のせいで他の人々が苦しむようなことがあってはならないのです。
そこで、他世界との貿易を行なう場合は、以下の処理が必要とします。
1、貿易希望者は、政府に届けを出す
2、貿易相手の世界の調査を政府が行う。
3、相手国とakiharu国、そしてニューワールドの産業を破壊しないように、政府と相手世界が相談し、適切な関税をかける。
(どうしても高い関税となりがちですが、ご理解お願いします)
また、相手世界の文化を破壊しかねない交易と判断された場合は禁輸指定とする。
(テックレベルオーバーと判断された技術の交易は無条件で禁輸指定となります)
面白さは人それぞれなんだから、自分の面白さを押し付けたり、自分だけ面白かったりしちゃいけないんだ。
みんな、守ってくれ! 藩王と君たちとの約束だぞ!
そして関税だけではなく、忘れてはいけないことがあります。
akiharu国原産の生物が他世界に流出することで、
他世界の生態系を破壊することも考えられるのです。
怪鳥の卵や、食人植物の種子などが輸出品に付着して流出することがあれば、
とても恐ろしいことになるので本気で注意が必要です。
先だって禁輸指定とした士季号も勝手にどんどん増えたりするので、
もしこの例のように流出していたらどういう事になっていたかわかったものではありません。
また、新世界間との接触は、これまで知られていなかった新しい疫病をもたらすことがあります。
このような惨事を防ぐためにも、皆様違法貿易は絶対にやめましょう。
32218002 akiharu国藩王 涼原秋春