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seisaku602090

藩国復興に向けてのヒーローショー

 akiharu国ヒーローショー。
 
 ヒーローたちとともに、これまでakiharu国を、NWを守るために数々の強敵と戦ってきたカマキリ。
 しかし、度重なる戦いの中、カマキリたちはついに倒れてしまう。
 
 そんなとき、akiharu国に新たなる敵が迫る。
 なんだかすごそうな巨大メカ(の着ぐるみ)だ!
 敵の放射するビームによって、炎に焼かれるakiharu国(のセット)。
 
 「ククク、変身ヒーローたちよ。カマキリを失ったお前たちに、どれだけの力があるというのだ……!」
 
 巨大な敵の攻撃に翻弄されるヒーローたち。
 振り下ろされる拳、足。そしてついに、一人のヒーローが踏みつぶされた。
 
 「まず一匹……なにィ!?」
 「なんのこれしき……!」
 
 いや、ヒーローは踏みつぶされてはいない、ヒーローが踏みつぶされることなどない!
 大地に足をつけ、しっかりと巨大メカの足を支えていたのだ!
 
 「馬鹿な、計算では、お前たちヒーローは、この重量には耐えきれないはず……!」
 「計算だと? ……ふざけるな!」
 
 ヒーローが吠えた。
 
 「カマキリたちは、僕たちを守ってくれた。そんなカマキリたちが今ピンチなんだ。
  ……今度は人間や猫が頑張って、カマキリを支えなきゃいけない!」
 「こ、この力は!?」
 
 巨大メカを持ち上げ、逆に投げ飛ばす。
 
 「みんな、力を合わせるんだ!」
 「共に和す心がある限り、僕たちは負けない!」
 
 手を合わせたヒーローたちが光輝く!
 
 「いくぞ、ウオオオオオ!」
 
 爆発。
 
 
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 舞台の後、ショーのヒーローの一人であった、涼原秋春藩王の発言。
 
 「みんな、今はつらいと思う。だけど、つらいときこそ共に和すことを忘れてはいけない。
  人と猫、カマキリで力を合わせて頑張るんだ。
  食糧問題だって、共和国の他の国と力を合わせて一歩一歩前進している。もう少しだけ待っていてくれ!」
 出演:藩王 涼原秋春
 脚本:摂政 444
 協力:akiharu国ヒーロー協会