玄霧藩国に照射された光の国の大出力レーザー兵器(俗称:是空砲)のニュースは
耳の早い方には既に届いているかも知れません。
国民の中には地上であんなものを使うなんて! と感じた方もいらっしゃるかも知れませんが、
本件は敵・緑オーマ軍の進軍スピードがあまりにも速く、
このままでは帝國・共和国協同による迎撃部隊到着以前に玄霧藩国が蹂躙される危険性があったこと、
また玄霧藩国は結界都市の発動によりレーザーを無効化、住民への被害を解消できたこと、
第三に玄霧藩国方面からるしにゃん王国へと敵軍が方向転換すると本格的に打つ手がなかったということから
大統領及び当事国の玄霧藩王の許可のもと行われた苦渋の決断でした。
必要以上のパニックを起こさぬようよろしくお願いいたします。
なお、国内に「こうしちゃいられないぜ! 住民のレスキューへいこう!」と思った方もいらっしゃるかも知れませんが
緑オーマ軍は羅幻王国にて物理法則変換絶技を使用。わかっているだけでも既に機械と魔法を停止させています。
ダークサマーレルムと呼ばれる地域同様に人間以外の生き物(猫妖精など)も停止する可能性もあります。
くれぐれもお気を付け下さるようお願いいたします。
81218002 藩王 涼原秋春