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  大部品: アーク・イハール(人物) RD:39 評価値:9
  -大部品: アーク・イハールの人物像 RD:4 評価値:3
  --部品: アーク・イハールの来歴について
  --部品: 性格とその趣味(アーク編)
  --部品: 信条と座右の銘(アーク編)
  --部品: コードネームはアーク・イハール
  -大部品: アーク・イハールの外見的特徴と対人関係能力 RD:4 評価値:3
  --部品: アーク・イハールの人種的特徴
  --部品: アーク・イハールの顔立ちと雰囲気
  --部品: アーク・イハールの対話コミュニケーション能力
  --部品: アーク・イハールの政治面におけるスタンスと知識
  -大部品: アーク・イハールの指揮能力 RD:25 評価値:7
  --部品: アーク・イハールの従軍経験について
  --大部品: マクイック少佐からの教育(アーク編) RD:11 評価値:5
  ---部品: マクイックの戦術指揮・作戦遂行についての思想
  ---部品: マクイックの指揮ユニット構築方針
  ---大部品: マクイックの作戦立案能力 RD:5 評価値:3
  ----部品: 作戦目標の設定を重視するマクイック
  ----部品: マクイックの戦力把握技術
  ----部品: マクイックの地形把握・分析能力
  ----部品: マクイックの作戦案構築方式
  ----部品: マクイックの作戦案共有・伝達能力
  ---大部品: マクイックの軍事運用計画作成能力 RD:3 評価値:2
  ----部品: マクイックの戦力確保に対する思想
  ----部品: マクイックの兵站維持の必要性についての認識
  ----部品: マクイックの戦争事務に対する理解と熱意
  ---部品: マクイックの軍事に関連する政治的知識
  --大部品: アーク・イハールの水陸両用I=D部隊指揮について RD:10 評価値:5
  ---部品: アーク的水陸両用I=D部隊運用の基礎認識
  ---部品: 水陸両用I=Dによる強襲・電撃戦
  ---部品: 水陸両用I=Dでの潜水航行作戦
  ---部品: 水陸両用I=Dによる水上艦戦攻撃実践編
  ---部品: 水陸両用I=Dのヒットアンドアウェイ
  ---部品: 水陸両用I=D運用における情報の重要さ
  ---部品: 水陸両用I=D運用での歩兵との連携
  ---部品: 水陸両用I=Dを使った砲撃支援
  ---部品: 水陸両用I=Dと事務部隊の関係
  ---部品: 水陸両用I=D部隊と整備員たちとの力関係
  --部品: アークの指揮官としての胆力について
  --部品: 機体開発のできる指揮官(アーク編)
  --部品: 己の限界を知る(アーク編)
  -大部品: アーク・イハールの個人戦闘能力 RD:3 評価値:2
  --部品: アークの身体能力
  --部品: アークのI=D操縦技術
  --部品: アークの水陸両用機操縦技術
  -大部品: アーク・イハールの所持品 RD:3 評価値:2
  --部品: アーミーナイフ(アーク・イハール)
  --部品: 試製海兵隊用ブーツ一式(アーク)
  --部品: アークのメモ帳
  
  
  部品: アーク・イハールの来歴について
  男性。年齢は30代。
  元々はFEVに事務方として入団してきたこの人物は組織内の戦闘員不足を察知して戦闘部隊に自ら転属。
  そこでマクイック少佐から戦闘のイロハを学ぶとともに、I=Dによる水上・水中戦の可能性を模索し始める。
  
  部品: 性格とその趣味(アーク編)
  内向的で小心者。なかなか自ら前に出ていこうとはしないが、他に動けるものがいないとなれば動き出す。
  この過酷な世界においてもいつかは各人種・各知類種が平和に手を取り合う未来が訪れることを願っている。
  趣味は読書。FEVの任務で他国に赴く時はいつも現地でしか手にはいらないような本を買っていく。
  
  部品: 信条と座右の銘(アーク編)
  座右の銘は『善とは、うらまないこと』。
  どこで聞きつけてきたかわからない言葉であるが、己を律するために唱えている。
  怒りも、悲しみも、いつかは時とともに薄れるもの。
  それにとらわれて、目の前の助けられるものを見捨てたりしないようにありたいと彼は語る。
  
  部品: コードネームはアーク・イハール
  アークの名は本名ではなく、
  秘密結社であるFEVではよく見られるように、ある種のコードネームであった。
  由来を聞いても「なんか本で見たキャラの名前つなげただけだよ」とだけうそぶく。
  
  部品: アーク・イハールの人種的特徴
  アークはその時々によって南国人の見た目だったり、西国人の見た目だったりする。
  これは両人種の肌の色は比較的メイクでごまかしやすい部類であり、また金髪と銀髪の差は染めることで偽装しやすいのだ。
  
  部品: アーク・イハールの顔立ちと雰囲気
  真面目そうな雰囲気とも、神経質そうな雰囲気とも。
  昔は痩せぎすで血色悪く、周囲に健康状態を危ぶまれたが,FEVで揉まれているうちに体重も増え、健康状態も改善した。
  ただし戦闘が続くとどんどん目の下にくまが濃くなっていく。
  
  部品: アーク・イハールの対話コミュニケーション能力
  お調子者だがすぐ凹む。テンションがすぐ上がるが冷めるのも早く、いわゆるコミュ障と呼ばれる部類。
  だがそれでもやらねばならぬことがあれば相手に向き合おうと努力する。
  たとえどんなに胃が痛くなろうともできるだけ相手の事情を汲もうと努力を続けている。
  
  部品: アーク・イハールの政治面におけるスタンスと知識
  マクイック少佐の影響を受け、政治についても目を向けている。
  現在の政治情勢は異なる文化・思想の激突がすぐに武力衝突に変化してしまうため、政治的視野無くして戦争はできない。
  元が事務方だったせいか、内政のことについても興味は尽きない。
  
  部品: アーク・イハールの従軍経験について
  公的には戦闘訓練はFEVに入ってからということになっている。その前はニートだったんだとうそぶく。
  指揮官としての教育はマクイック少佐から施されたものであり、そのため部隊運用思想や指揮官としての心構えは彼のものを継承していた。
  
  部品: マクイックの戦術指揮・作戦遂行についての思想
  『まず作戦が正しく実行可能な環境が揃えられるのが大前提』
  『基本に忠実な戦術は読まれやすいが対策もされにくい』
  『敵より高い戦力を揃えて敵より遠くから一方的に殴って勝つのが理想』
  『いつだって敵から予想外の攻撃を受けることはある』
  
   等と語られる。話を聞いてみればこれといって特別な事はなにもなく当然のことを当然のように語るばかりだが、
  大きく優れていないとしても、指揮官が指揮官として正しく機能する事の価値はあるのだ、という意思をもって軍務に就いている事はわかった。
   また、予想外に備えた予備案を走らせることの重要性、その予備案を考えるための人材チームの必要性を主張することから、
  彼が指揮官職を個人のものとしてではなく、指揮ユニットというチームの業務として考えている事が伝わってきた。
  
  部品: マクイックの指揮ユニット構築方針
   彼の弁によれば、指揮ユニットの構築は指揮官の性質に合わせて方針が変わるらしい。
   指揮官が決断力と発想力に優れた人物であれば、その周囲には発想を具体化させるための堅実さをもった人物が求められ、
  指揮官が精神的に脆いところを持つ場合は、その人物が守りたくなるような人材を傍に付けることで精神を支える効果があるという。
   マクイックが指揮官として据えられる場合、彼は戦力データに強い人物や、アイデア力の高い人物をユニット要員として求める傾向が強かった。
   マクイック自身も戦力情報の把握を重視するタイプの指揮官だが、実際の指揮を行う際はそのデータを参照して計算する余力がないため、
  自身のリソースを最大限指揮に回すことを目的としてチームを集めるという。
   また、自身に特別な発想力がないのであれば、面白いアイデアを出してくれる人材が近くにいればいいし、それを計算してくれる仲間がいればいいのだということだ。
  
  部品: 作戦目標の設定を重視するマクイック
   戦うのが軍人の仕事であると考えている民間人は多いかもしれないが、軍人の本分は戦いを起こさない事である。
   抑止力となって戦争を起こさない事が存在意義の第一義であるが、それでも戦争になってしまったら軍人が戦う事になる。
   では戦いが始まると決まったうえでどう戦うか、それを考えるのが戦術の領分だ。
   マクイックの場合に限らないだろうが、指揮を執ると決まった時点で指揮官がまず行うのは、
  『その戦いを何のために行い、どう終わらせるか』をはっきりさせる事だ。
   スタート地点とゴール地点がどこなのかがわからないと、道に迷ってしまう。ゴールが仮に見えなくても、どういうゴールにたどり着きたいかを具体化しておくことは必要不可欠だった。
   ゴール地点を指して作戦目標と呼び、その意図のことを作戦目的と呼んでいる。
   なお、筆者は軍事の専門知識が高いわけではないので、単語の定義についての正しさは保証の限りではない。ごめんね。
  
  部品: マクイックの戦力把握技術
   軍事作戦を立案する上で、最初期に必要なのは現状把握と考えている。
   敵を知り、己を知ればなんとやら。
   スタート地点をはっきりさせることの大切さは既に述べられた通りであるが、
  これまでに得られた資料や歴史的経緯の情報から敵の戦力や思考の方向性を分析する事と、
  過去の政治を含めた情勢の変化を鑑みて自軍の戦力を判断する事、というのは
  専門外の知識も多く必要とするので中々に難しい話でもあった。
   こういう時、星見司や内政担当者を始めとする専門家の中から優秀なアドバイザーを迎えられると、一気に話が進んで助かる事になる。
  
  部品: マクイックの地形把握・分析能力
   陸戦を行う上で、地形の把握の必要性は、場合によれば敵戦力の把握よりも重要視される。
   悪路にあってはこれを敵の分断に使い、水路にあってはこれを隠密行動や撤退のための経路とし、丘陵にあってはこれを射線を切るための盾として使う。
  「地形を友とせよ」とは歩兵の格言の一つであるが、地図を見てそこに何があるか、そこで何ができて何ができないのかを映像として想像する能力は、
  指揮官として非常に重要な能力の一つとしてマクイックは認識している。
   千人単位のマルチオペレートのような規格外の情景想像能力はなくとも、地図が、気象情報が、流れてくる風が、
  その場に足を運ぶ人間が目と耳で得た情報が、指揮官の想像力を補う補助装置の役割を果たしてくれるのであれば、近い結果を出すことはできるのだった。
  
  部品: マクイックの作戦案構築方式
   スタート地点、足場が固まったところで、ようやく作戦案を組み立て始める事ができるようになる。
   手持ちの戦力で出来る事、敵の戦力からやってきそうな事を候補としてまず並べ、
  その中から起きうる可能性の高そうな候補をまず選定、検討し、勝てそうな案から数本まで更に絞って詳細を詰めに入る。
   マクイックは基本的に、戦うからには無傷で勝ちたいし、勝てるかどうかわからない戦いは勝ちたいし、
  負けるとわかっている戦いは戦いたくないがどうしても戦わなければいけなったらマシな負け方を選びたいので、
  作戦案は試算上の勝率の高い方から選んでいくタイプである。妥当性の男である。
   勝率の高そうな作戦案を具体化し、実現性や危険性、想定しうるイレギュラーなどを考慮に入れたうえで対策まで含めて詰めていくが、
  当然ながらこれらは一人で行う事ではなく、指揮ユニットの中で意見を交換し合いながら進めている。
   発想力に優れているわけではないマクイックだが、誰かとの意見交換の中でならそれなりに面白い案も出せるし、誰かの案の穴を埋める事もそこそこできた。
  
  部品: マクイックの作戦案共有・伝達能力
   作戦案が絞られたところで、これを指揮ユニットだけでなく、組織上層(軍事でなく戦略を決定する部署)に報告・説明して承認を得たり、
  正式に許可の出た作戦内容を部隊全体に共有して実行のための準備とするため、解説・説明能力を擁している。
   作戦意図が正確に伝わらないと思わぬトラブルを起こすことがあるので、趣旨をはっきりさせて伝え、説明を丁寧に行うことを強く意識していた。
  『要件は簡潔に、交渉は粘り強く』と昔の偉い人が言っていたのだが、マクイックはその言葉を対人交渉全般において大事にしている。
  
  部品: マクイックの戦力確保に対する思想
   自軍の保有戦力が常に理想的な稼働状態ならば言うことはないのだが、現実はそうもいかないので、戦力の確保にはいつだって頭を悩ませることになる。
   動かせる戦力の中から、作戦の遂行に必要なものはどれで、どの規模を求めるのかをはっきりさせ、
  もし足りない場合はどこからどう用意するのかを含めて準備する。戦争の大部分は準備であるとマクイックは考えている。
   準備の手間が大きくかかる戦力については比較的否定的な姿勢でおり、この部分の保守性は彼の弱点となることもある。
   また、必要戦力の計算はあまり得意な方ではないので、そういった仕事を担当してくれる指揮ユニットの人員はいつだって大切にしている。
  
  部品: マクイックの兵站維持の必要性についての認識
   戦いが始まった瞬間に終わってくれるのであれば物資の補充は必要ないが、そんな戦いはほとんどないのである。
   戦争に時間がかかればかかる分だけ、物資の消費量は増え、それを補充するための手間が必要だった。これを兵站と呼ぶ。
  
   戦力確保と並んで重要なのが兵站の維持である。というより、戦力の維持はすなわち兵站の維持であると言えるので、
  兵站の維持について考えるのは当然のことと言えた。
   全体の物資保有量、供出元、今後を見据えた消費配分、流通経路、補給路攻撃への防御策など、考える事は山積みである。
   人員に余裕がある時であればこの案件だけに専門の責任者をつけたいとマクイックは常々語っており、それがあまり現実化していないという事実に涙を禁じ得ない。
   優れたスタッフはどこも引く手あまたなのである。
  
  
  部品: マクイックの戦争事務に対する理解と熱意
   これら軍事運用の計画を立案するところまではよくとも、実際に運営していくとなれば、当然事務作業が多発する。
   指揮官が事務作業までやっていたら部隊は回らないので、いわゆる戦争事務官のことをマクイックは大事にしていた。
   彼らの処理能力が維持されることこそが軍の戦争能力の維持条件の一つであるので、可能な限りホワイトでよい職場にしたかったのである。
   マクイック自身、戦争事務を経験したことがあるのかもしれない。
  
  部品: マクイックの軍事に関連する政治的知識
   先述のとおり、マクイックは政治方面への配慮に長ける。
   戦場に選ぶ国はどこであるだとか、出撃する人員はどの国の出身であるだとか、
  考えなくてもいいと言えばいいが考えた方が色々上手く回ることは多いので、
  マクイックは政治的配慮を悪いものだとは思っていない。当然、特定の国に融通を利かせて対価を得る、などといった事はない。
   また、物資の消費予定や流通の手配を早めの時期から依頼しておくことが各国の負担を軽くすると知っており、
  各国の情勢に合わせたリクエストを心がけるようにしている。
   なお、軽くしたつもりのリクエストをもってしても
  「頼めばなんでも出てくると思うんじゃねーぞ!」
  などと言われてたまに落ち込んでいる。つい多めに予算を計上してしまうのは編成者のサガの一つだと信じるマクイックである。
  
  部品: アーク的水陸両用I=D部隊運用の基礎認識
  『ターキッシュバンはアメショーではない』
  当たり前ではあるが、これがいちばん大事なことであった。
  ターキッシュバンはアメショーより図体が大きく、重砲が積めず、動作音もうるさく、土木作業もできない。
  その代わり、ターキッシュバンにはアメショーにはできないことができる。要は使い分けだ。
  まったく違う用途で設計されたものを無理やり使おうとするのはやめよう。アークはそう語る。
  
  部品: 水陸両用I=Dによる強襲・電撃戦
  水陸両用I=Dの強み。それは文字通り、水場でも陸上でも戦えることである。ある時は海から。ある時は河から。陸上部隊では取り得ない進撃ルートを進み、電撃戦を仕掛けることができるのだ。
  
  部品: 水陸両用I=Dでの潜水航行作戦
  ターキッシュバンには潜行機能が備わっている。これはRBなどの潜水戦闘専門機に比べるとあまりにも機動力に劣っていたがその代わり稼働時間は長く、深く静かに潜行して目標へと到達することが出来た。そして、そこから戦闘フィールドを水上や陸上へと切り替えることができるので、戦術的柔軟性は高い。
  
  部品: 水陸両用I=Dによる水上艦戦攻撃実践編
  B世界における初陣である羅幻王国海洋反乱部隊鎮圧の流れは以下のものである。
  1:敵が水上艦であるため、潜水能力を活かし地形優位をとる。
  2:魚雷によって先制攻撃する
  3:魚雷戦後は浮上し、水上戦に移行。
  4:船舶とI=Dの機動力差を生かした機動戦を行う。
  本来潜水艦は潜水戦闘しかできないものだが、ターキッシュバンは柔軟に戦闘領域を変えて敵に優位を取った。
  
  部品: 水陸両用I=Dのヒットアンドアウェイ
  攻撃能力に優れたターキッシュバンであっても、攻撃だけで戦争は終わらない。必ず敵からの反撃は来るものと想定する。アメショーであれば陣地にこもって砲戦を行うところであるが、ターキッシュバンではそれも不可能。このため、攻撃後は速やかに移動を行い、敵の反撃機会を失わせる。陸上・水上・水中の戦闘エリア切り替えは防御にも使えるのだ。
  
  部品: 水陸両用I=D運用における情報の重要さ
  水陸両用I=Dが万全の動きで電撃戦を行うには、地形情報や敵布陣といった偵察情報が不可欠である。このため偵察部隊などとの連携を特に重んじねばならない。
  
  部品: 水陸両用I=D運用での歩兵との連携
  歩兵戦闘車両の延長線上にあるアメショーは歩兵とともに行動することが前提であるが、ターキッシュバンは歩兵の進めない領域を行くことが求められるため、その連携方式も異なる。具体的には歩兵から偵察情報、あるいは砲撃要請を受け、陸上機では陣取れない地形から砲撃を行うことになる。
  
  部品: 水陸両用I=Dを使った砲撃支援
  ターキッシュバンはアメショーVCと違って重砲を装備することが出来ないが、代わりに連射可能な榴弾砲を装備可能である。これにより面制圧を行い、歩兵支援を行うことが可能であった。
  
  部品: 水陸両用I=Dと事務部隊の関係
  「事務部隊を大事にするように。そうじゃないと死んじゃうよ?」
  これはアークが言った言葉である。なにもこれはアークが事務方出身だったからという理由だけではない。
  陸上機であれば燃料が切れても脱出すればひとまず生還はできるが、
  水中潜行中の機体でそれが起きればパイロット生還率は極めて低下する。
  機体を万全に動かせるのは、事務部隊が必要物資を適切に集めてきてくれるからこそである。
  
  部品: 水陸両用I=D部隊と整備員たちとの力関係
  どこの軍でもパイロットは整備員に頭が上がらないものだが、水陸両用I=D部隊は特にそうだ。
  繊細なエンジンのメンテナンス、水中航行機能の完動、そして戦闘関連の調整。
  これらが狂えば、パイロットたちは容易く海の藻屑となるだろう。
  加えてアークは語る。
  「どんな新兵器だってな……整備員がいなければ出撃後20機全部がオシャカになるんだよ!」
  なおターキッシュバンの初生産・出撃数は24機。隊員たちはこの発言に大いに首を傾げた。
  
  部品: アークの指揮官としての胆力について
  自分になかなか自信が持てず、積極的に前に出てくるわけでもない。
  そんなアークではあるが、自分が出てくる羽目になったからにはすべての責任を負うことを覚悟している。
  指揮官が迷って機を逃す訳にはいかない。迷いは部隊全員を死に誘うのだ。
  
  部品: 機体開発のできる指揮官(アーク編)
  いつの間にか、アークはI=Dの設計開発ができるようになっていた。
  周囲の者たちは、読書家であるアークが影で学んでいたのだろうと大して気にもとめなかった。
  ともあれ、今のアークは機体の設計開発が可能になっており、そしてターキッシュバンを作り上げた。
  指揮官が機体の開発知識を持つことにより、その機体の持つポテンシャルを最大限に発揮することを皆が期待していた。
  
  部品: 己の限界を知る(アーク編)
  アークは自分を大した指揮官だとは思っていない。これはただの自己卑下というわけではなく、思いつく戦術幅の問題である。だが、それを自覚していれば、他人からアイディアを聞き、取り入れることが素直にできる。
  謙虚に、素直になる。これをアークは心がけることにしている。
  
  部品: アークの身体能力
  FEVに入ってから鍛えられたものの、元が事務方なのでかなりひ弱。一般人より若干マシかどうかと言ったレベルである。
  
  部品: アークのI=D操縦技術
  元がひ弱だったアークは歩兵よりはパイロットのほうに適正があった。とは言え指揮官教育の片手間のパイロット訓練だったため、アメショーでは熟練した専業パイロットには負ける。
  
  部品: アークの水陸両用機操縦技術
  アメショーでは可もなく不可もなくといった程度であったアークの操縦だったが、ターキッシュバンにおいてはその限りではなかった。なにせ前例のない新機種で、彼が作らせたものだったからである。
  
  部品: アーミーナイフ(アーク・イハール)
  一本のみ持ち歩いている愛用品の武器。とは言え武器として扱っているところは誰も見たことがなく、お守りや工具なのではと周囲には思われている。
  
  部品: 試製海兵隊用ブーツ一式(アーク)
  歩兵装備のブーツのマイナーチェンジ版。行軍性能をできるだけ損なわないようにしつつ、機体操作に支障はないか、防水性能に問題はないか、等の観点から改修されている。オーダーメイドの試作品なので一足しか存在しない。
  
  部品: アークのメモ帳
  アーク・イハール愛用のメモ帳。思いついた戦術から次世代I=Dデザインまで、気の向くままに書き殴られているが、気の向くままに書かれすぎて他人では解読不能。たくさん持ち歩いても邪魔なだけなので携帯するのは1冊だけ。
  
  
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                  "description": "『まず作戦が正しく実行可能な環境が揃えられるのが大前提』\n『基本に忠実な戦術は読まれやすいが対策もされにくい』\n『敵より高い戦力を揃えて敵より遠くから一方的に殴って勝つのが理想』\n『いつだって敵から予想外の攻撃を受けることはある』\n\n 等と語られる。話を聞いてみればこれといって特別な事はなにもなく当然のことを当然のように語るばかりだが、\n大きく優れていないとしても、指揮官が指揮官として正しく機能する事の価値はあるのだ、という意思をもって軍務に就いている事はわかった。\n また、予想外に備えた予備案を走らせることの重要性、その予備案を考えるための人材チームの必要性を主張することから、\n彼が指揮官職を個人のものとしてではなく、指揮ユニットというチームの業務として考えている事が伝わってきた。",
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                {
                  "title": "マクイックの指揮ユニット構築方針",
                  "description": " 彼の弁によれば、指揮ユニットの構築は指揮官の性質に合わせて方針が変わるらしい。\n 指揮官が決断力と発想力に優れた人物であれば、その周囲には発想を具体化させるための堅実さをもった人物が求められ、\n指揮官が精神的に脆いところを持つ場合は、その人物が守りたくなるような人材を傍に付けることで精神を支える効果があるという。\n マクイックが指揮官として据えられる場合、彼は戦力データに強い人物や、アイデア力の高い人物をユニット要員として求める傾向が強かった。\n マクイック自身も戦力情報の把握を重視するタイプの指揮官だが、実際の指揮を行う際はそのデータを参照して計算する余力がないため、\n自身のリソースを最大限指揮に回すことを目的としてチームを集めるという。\n また、自身に特別な発想力がないのであれば、面白いアイデアを出してくれる人材が近くにいればいいし、それを計算してくれる仲間がいればいいのだということだ。",
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                {
                  "title": "マクイックの作戦立案能力",
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                      "title": "作戦目標の設定を重視するマクイック",
                      "description": " 戦うのが軍人の仕事であると考えている民間人は多いかもしれないが、軍人の本分は戦いを起こさない事である。\n 抑止力となって戦争を起こさない事が存在意義の第一義であるが、それでも戦争になってしまったら軍人が戦う事になる。\n では戦いが始まると決まったうえでどう戦うか、それを考えるのが戦術の領分だ。\n マクイックの場合に限らないだろうが、指揮を執ると決まった時点で指揮官がまず行うのは、\n『その戦いを何のために行い、どう終わらせるか』をはっきりさせる事だ。\n スタート地点とゴール地点がどこなのかがわからないと、道に迷ってしまう。ゴールが仮に見えなくても、どういうゴールにたどり着きたいかを具体化しておくことは必要不可欠だった。\n ゴール地点を指して作戦目標と呼び、その意図のことを作戦目的と呼んでいる。\n なお、筆者は軍事の専門知識が高いわけではないので、単語の定義についての正しさは保証の限りではない。ごめんね。",
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                      "title": "マクイックの戦力把握技術",
                      "description": " 軍事作戦を立案する上で、最初期に必要なのは現状把握と考えている。\n 敵を知り、己を知ればなんとやら。\n スタート地点をはっきりさせることの大切さは既に述べられた通りであるが、\nこれまでに得られた資料や歴史的経緯の情報から敵の戦力や思考の方向性を分析する事と、\n過去の政治を含めた情勢の変化を鑑みて自軍の戦力を判断する事、というのは\n専門外の知識も多く必要とするので中々に難しい話でもあった。\n こういう時、星見司や内政担当者を始めとする専門家の中から優秀なアドバイザーを迎えられると、一気に話が進んで助かる事になる。",
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                      "title": "マクイックの地形把握・分析能力",
                      "description": " 陸戦を行う上で、地形の把握の必要性は、場合によれば敵戦力の把握よりも重要視される。\n 悪路にあってはこれを敵の分断に使い、水路にあってはこれを隠密行動や撤退のための経路とし、丘陵にあってはこれを射線を切るための盾として使う。\n「地形を友とせよ」とは歩兵の格言の一つであるが、地図を見てそこに何があるか、そこで何ができて何ができないのかを映像として想像する能力は、\n指揮官として非常に重要な能力の一つとしてマクイックは認識している。\n 千人単位のマルチオペレートのような規格外の情景想像能力はなくとも、地図が、気象情報が、流れてくる風が、\nその場に足を運ぶ人間が目と耳で得た情報が、指揮官の想像力を補う補助装置の役割を果たしてくれるのであれば、近い結果を出すことはできるのだった。",
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                      "title": "マクイックの作戦案構築方式",
                      "description": " スタート地点、足場が固まったところで、ようやく作戦案を組み立て始める事ができるようになる。\n 手持ちの戦力で出来る事、敵の戦力からやってきそうな事を候補としてまず並べ、\nその中から起きうる可能性の高そうな候補をまず選定、検討し、勝てそうな案から数本まで更に絞って詳細を詰めに入る。\n マクイックは基本的に、戦うからには無傷で勝ちたいし、勝てるかどうかわからない戦いは勝ちたいし、\n負けるとわかっている戦いは戦いたくないがどうしても戦わなければいけなったらマシな負け方を選びたいので、\n作戦案は試算上の勝率の高い方から選んでいくタイプである。妥当性の男である。\n 勝率の高そうな作戦案を具体化し、実現性や危険性、想定しうるイレギュラーなどを考慮に入れたうえで対策まで含めて詰めていくが、\n当然ながらこれらは一人で行う事ではなく、指揮ユニットの中で意見を交換し合いながら進めている。\n 発想力に優れているわけではないマクイックだが、誰かとの意見交換の中でならそれなりに面白い案も出せるし、誰かの案の穴を埋める事もそこそこできた。",
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                      "title": "マクイックの作戦案共有・伝達能力",
                      "description": " 作戦案が絞られたところで、これを指揮ユニットだけでなく、組織上層(軍事でなく戦略を決定する部署)に報告・説明して承認を得たり、\n正式に許可の出た作戦内容を部隊全体に共有して実行のための準備とするため、解説・説明能力を擁している。\n 作戦意図が正確に伝わらないと思わぬトラブルを起こすことがあるので、趣旨をはっきりさせて伝え、説明を丁寧に行うことを強く意識していた。\n『要件は簡潔に、交渉は粘り強く』と昔の偉い人が言っていたのだが、マクイックはその言葉を対人交渉全般において大事にしている。",
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                  "title": "マクイックの軍事運用計画作成能力",
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                      "title": "マクイックの戦力確保に対する思想",
                      "description": " 自軍の保有戦力が常に理想的な稼働状態ならば言うことはないのだが、現実はそうもいかないので、戦力の確保にはいつだって頭を悩ませることになる。\n 動かせる戦力の中から、作戦の遂行に必要なものはどれで、どの規模を求めるのかをはっきりさせ、\nもし足りない場合はどこからどう用意するのかを含めて準備する。戦争の大部分は準備であるとマクイックは考えている。\n 準備の手間が大きくかかる戦力については比較的否定的な姿勢でおり、この部分の保守性は彼の弱点となることもある。\n また、必要戦力の計算はあまり得意な方ではないので、そういった仕事を担当してくれる指揮ユニットの人員はいつだって大切にしている。",
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                      "title": "マクイックの兵站維持の必要性についての認識",
                      "description": " 戦いが始まった瞬間に終わってくれるのであれば物資の補充は必要ないが、そんな戦いはほとんどないのである。\n 戦争に時間がかかればかかる分だけ、物資の消費量は増え、それを補充するための手間が必要だった。これを兵站と呼ぶ。\n\n 戦力確保と並んで重要なのが兵站の維持である。というより、戦力の維持はすなわち兵站の維持であると言えるので、\n兵站の維持について考えるのは当然のことと言えた。\n 全体の物資保有量、供出元、今後を見据えた消費配分、流通経路、補給路攻撃への防御策など、考える事は山積みである。\n 人員に余裕がある時であればこの案件だけに専門の責任者をつけたいとマクイックは常々語っており、それがあまり現実化していないという事実に涙を禁じ得ない。\n 優れたスタッフはどこも引く手あまたなのである。\n",
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                      "description": " これら軍事運用の計画を立案するところまではよくとも、実際に運営していくとなれば、当然事務作業が多発する。\n 指揮官が事務作業までやっていたら部隊は回らないので、いわゆる戦争事務官のことをマクイックは大事にしていた。\n 彼らの処理能力が維持されることこそが軍の戦争能力の維持条件の一つであるので、可能な限りホワイトでよい職場にしたかったのである。\n マクイック自身、戦争事務を経験したことがあるのかもしれない。",
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                  "title": "マクイックの軍事に関連する政治的知識",
                  "description": " 先述のとおり、マクイックは政治方面への配慮に長ける。\n 戦場に選ぶ国はどこであるだとか、出撃する人員はどの国の出身であるだとか、\n考えなくてもいいと言えばいいが考えた方が色々上手く回ることは多いので、\nマクイックは政治的配慮を悪いものだとは思っていない。当然、特定の国に融通を利かせて対価を得る、などといった事はない。\n また、物資の消費予定や流通の手配を早めの時期から依頼しておくことが各国の負担を軽くすると知っており、\n各国の情勢に合わせたリクエストを心がけるようにしている。\n なお、軽くしたつもりのリクエストをもってしても\n「頼めばなんでも出てくると思うんじゃねーぞ!」\nなどと言われてたまに落ち込んでいる。つい多めに予算を計上してしまうのは編成者のサガの一つだと信じるマクイックである。",
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              "title": "アーク・イハールの水陸両用I=D部隊指揮について",
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                  "title": "アーク的水陸両用I=D部隊運用の基礎認識",
                  "description": "『ターキッシュバンはアメショーではない』\n当たり前ではあるが、これがいちばん大事なことであった。\nターキッシュバンはアメショーより図体が大きく、重砲が積めず、動作音もうるさく、土木作業もできない。\nその代わり、ターキッシュバンにはアメショーにはできないことができる。要は使い分けだ。\nまったく違う用途で設計されたものを無理やり使おうとするのはやめよう。アークはそう語る。",
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                  "title": "水陸両用I=Dによる強襲・電撃戦",
                  "description": "水陸両用I=Dの強み。それは文字通り、水場でも陸上でも戦えることである。ある時は海から。ある時は河から。陸上部隊では取り得ない進撃ルートを進み、電撃戦を仕掛けることができるのだ。",
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                  "title": "水陸両用I=Dでの潜水航行作戦",
                  "description": "ターキッシュバンには潜行機能が備わっている。これはRBなどの潜水戦闘専門機に比べるとあまりにも機動力に劣っていたがその代わり稼働時間は長く、深く静かに潜行して目標へと到達することが出来た。そして、そこから戦闘フィールドを水上や陸上へと切り替えることができるので、戦術的柔軟性は高い。",
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                  "title": "水陸両用I=Dによる水上艦戦攻撃実践編",
                  "description": "B世界における初陣である羅幻王国海洋反乱部隊鎮圧の流れは以下のものである。\n1:敵が水上艦であるため、潜水能力を活かし地形優位をとる。\n2:魚雷によって先制攻撃する\n3:魚雷戦後は浮上し、水上戦に移行。\n4:船舶とI=Dの機動力差を生かした機動戦を行う。\n本来潜水艦は潜水戦闘しかできないものだが、ターキッシュバンは柔軟に戦闘領域を変えて敵に優位を取った。",
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                  "title": "水陸両用I=Dのヒットアンドアウェイ",
                  "description": "攻撃能力に優れたターキッシュバンであっても、攻撃だけで戦争は終わらない。必ず敵からの反撃は来るものと想定する。アメショーであれば陣地にこもって砲戦を行うところであるが、ターキッシュバンではそれも不可能。このため、攻撃後は速やかに移動を行い、敵の反撃機会を失わせる。陸上・水上・水中の戦闘エリア切り替えは防御にも使えるのだ。",
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                  "title": "水陸両用I=D運用における情報の重要さ",
                  "description": "水陸両用I=Dが万全の動きで電撃戦を行うには、地形情報や敵布陣といった偵察情報が不可欠である。このため偵察部隊などとの連携を特に重んじねばならない。",
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                  "title": "水陸両用I=D運用での歩兵との連携",
                  "description": "歩兵戦闘車両の延長線上にあるアメショーは歩兵とともに行動することが前提であるが、ターキッシュバンは歩兵の進めない領域を行くことが求められるため、その連携方式も異なる。具体的には歩兵から偵察情報、あるいは砲撃要請を受け、陸上機では陣取れない地形から砲撃を行うことになる。",
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                  "title": "水陸両用I=Dを使った砲撃支援",
                  "description": "ターキッシュバンはアメショーVCと違って重砲を装備することが出来ないが、代わりに連射可能な榴弾砲を装備可能である。これにより面制圧を行い、歩兵支援を行うことが可能であった。",
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                  "title": "水陸両用I=Dと事務部隊の関係",
                  "description": "「事務部隊を大事にするように。そうじゃないと死んじゃうよ?」\nこれはアークが言った言葉である。なにもこれはアークが事務方出身だったからという理由だけではない。\n陸上機であれば燃料が切れても脱出すればひとまず生還はできるが、\n水中潜行中の機体でそれが起きればパイロット生還率は極めて低下する。\n機体を万全に動かせるのは、事務部隊が必要物資を適切に集めてきてくれるからこそである。",
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                  "title": "水陸両用I=D部隊と整備員たちとの力関係",
                  "description": "どこの軍でもパイロットは整備員に頭が上がらないものだが、水陸両用I=D部隊は特にそうだ。\n繊細なエンジンのメンテナンス、水中航行機能の完動、そして戦闘関連の調整。\nこれらが狂えば、パイロットたちは容易く海の藻屑となるだろう。\n加えてアークは語る。\n「どんな新兵器だってな……整備員がいなければ出撃後20機全部がオシャカになるんだよ!」\nなおターキッシュバンの初生産・出撃数は24機。隊員たちはこの発言に大いに首を傾げた。",
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              "title": "アークの指揮官としての胆力について",
              "description": "自分になかなか自信が持てず、積極的に前に出てくるわけでもない。\nそんなアークではあるが、自分が出てくる羽目になったからにはすべての責任を負うことを覚悟している。\n指揮官が迷って機を逃す訳にはいかない。迷いは部隊全員を死に誘うのだ。",
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              "title": "機体開発のできる指揮官(アーク編)",
              "description": "いつの間にか、アークはI=Dの設計開発ができるようになっていた。\n周囲の者たちは、読書家であるアークが影で学んでいたのだろうと大して気にもとめなかった。\nともあれ、今のアークは機体の設計開発が可能になっており、そしてターキッシュバンを作り上げた。\n指揮官が機体の開発知識を持つことにより、その機体の持つポテンシャルを最大限に発揮することを皆が期待していた。",
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              "title": "己の限界を知る(アーク編)",
              "description": "アークは自分を大した指揮官だとは思っていない。これはただの自己卑下というわけではなく、思いつく戦術幅の問題である。だが、それを自覚していれば、他人からアイディアを聞き、取り入れることが素直にできる。\n謙虚に、素直になる。これをアークは心がけることにしている。",
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        {
          "title": "アーク・イハールの個人戦闘能力",
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              "title": "アークの身体能力",
              "description": "FEVに入ってから鍛えられたものの、元が事務方なのでかなりひ弱。一般人より若干マシかどうかと言ったレベルである。",
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              "title": "アークのI=D操縦技術",
              "description": "元がひ弱だったアークは歩兵よりはパイロットのほうに適正があった。とは言え指揮官教育の片手間のパイロット訓練だったため、アメショーでは熟練した専業パイロットには負ける。",
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            {
              "title": "アークの水陸両用機操縦技術",
              "description": "アメショーでは可もなく不可もなくといった程度であったアークの操縦だったが、ターキッシュバンにおいてはその限りではなかった。なにせ前例のない新機種で、彼が作らせたものだったからである。",
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              "title": "アーミーナイフ(アーク・イハール)",
              "description": "一本のみ持ち歩いている愛用品の武器。とは言え武器として扱っているところは誰も見たことがなく、お守りや工具なのではと周囲には思われている。",
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              "title": "試製海兵隊用ブーツ一式(アーク)",
              "description": "歩兵装備のブーツのマイナーチェンジ版。行軍性能をできるだけ損なわないようにしつつ、機体操作に支障はないか、防水性能に問題はないか、等の観点から改修されている。オーダーメイドの試作品なので一足しか存在しない。",
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              "title": "アークのメモ帳",
              "description": "アーク・イハール愛用のメモ帳。思いついた戦術から次世代I=Dデザインまで、気の向くままに書き殴られているが、気の向くままに書かれすぎて他人では解読不能。たくさん持ち歩いても邪魔なだけなので携帯するのは1冊だけ。",
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