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  大部品: 番長 RD:39 評価値:9
  -大部品: 学生 RD:8 評価値:5
  --部品: 学生の概要
  --部品: 初等教育過程の修了
  --部品: 中等教育過程の受講
  --部品: 指定学生服
  --部品: 教科書
  --部品: 通学カバン
  --部品: 学生証
  --部品: 学びの姿勢
  -大部品: 番長の固有能力 RD:21 評価値:7
  --部品: 番長とはなにか
  --部品: 番長魂
  --部品: バンカラファッション
  --部品: 決して折れぬ番長の意志
  --部品: 窮地で微笑む番長
  --部品: 舎弟たちの統率
  --部品: 強敵から学んだ経験
  --部品: 漢気あふれる背中
  --部品: 番長の機転
  --部品: 番長は1000人に1人
  --大部品: 番長のケンカ殺法 RD:11 評価値:5
  ---部品: 輝く拳
  ---部品: メンチ切り
  ---部品: 番長キック
  ---部品: 番長カウンター
  ---部品: ステゴロ殺法
  ---部品: 下駄ナックル
  ---部品: 下駄シュート
  ---部品: 番長ラッシュ
  ---部品: 石頭ヘッドバッド
  ---部品: 鉄板カバンシールド
  ---部品: 番長スウェー
  -大部品: 番長へと至る道 RD:10 評価値:5
  --部品: 最初はただの学生
  --部品: ケンカに明け暮れる日々
  --部品: 番長との出会い
  --部品: 舎弟になろうとするも
  --部品: ようやく始めた基礎トレーニング
  --部品: あの日の拳を再現するために
  --部品: ケンカの日々は止まず
  --部品: 弱者を守るためのケンカ
  --部品: 番長の窮地を救え
  --部品: 新たな番長の誕生
  
  
  部品: 学生の概要
  教育施設に在籍し、学問を学ぶもの。ニューワールドにおいては初等教育過程を修了し、中等教育過程にあるものを主に指し、戦闘に出向くのはその中でも後期中等教育過程を受けているものである。
  
  部品: 初等教育過程の修了
  初等教育、即ち現実世界における小学校を卒業したことを示す。人知類は修了までに6年を要し、その他の知類は種族ごとの特性に従ってカリキュラムが組まれる。
  
  部品: 中等教育過程の受講
  現実世界における中学校・高等学校で教育を受けていることを示す。それぞれのカリキュラムは人知類基準で3年を要す。学生のニューワールドでの戦闘参加は前期中等教育過程(中学校)修了を条件とする。
  
  部品: 指定学生服
  学生が纏う服。学ラン、ブレザー、セーラー服など多種多彩で、在籍する学校によってそのデザインは異なる。学生のフォーマルウェアとしても扱われる。
  
  部品: 教科書
  学校教育で使用される教科書各種。その教科・学年によって内容は異なる。各藩国の政府機関、あるいは各学校で内容の精査を受けた上で採用されている。
  
  部品: 通学カバン
  教科書や筆記用具、お弁当などを詰めて学生が通学時に使うカバン。各学校の校則によって、指定デザインであったり、市販のカバンだったりと千差万別である。
  
  部品: 学生証
  学生がその学校の生徒であることを示す身分証。学生割引・優待を行っている施設でサービスを受けるには、学生証の提示が必要となる。
  
  部品: 学びの姿勢
  学生は未だ発展途上の存在であるが、成長途中であるがゆえに物事を吸収しやすい。あらゆる状況から学ぶ姿勢をもつことで、様々な事態に対応できるようになるだろう。
  
  部品: 番長とはなにか
  番長とは学生のうち、不良少年のリーダー格である。
  他の不良たちから恐れられるほどにケンカの腕っ節が強く、また舎弟たちを従えるだけのカリスマ性を持っていた。
  
  部品: 番長魂
  番長はケンカに強いだけでは番長たり得ない。
  魂が伴わなければただのチンピラ、ヤンキーとしかみなされない。
  仁義に篤く、子分・舎弟の面倒をよく見、弱い者いじめを許さない、そんな漢の魂が求められるのだ。
  
  部品: バンカラファッション
  番長が好んで身につけるファッション様式。
  あえてボロボロの学生服や学帽を着用する弊衣破帽、
  下駄履きをするなど、粗野・野蛮な服装をすることで、
  整った服装を求められる学生社会へのアンチテーゼを示す。
  
  部品: 決して折れぬ番長の意志
  番長の強さの本質は、肉体の強さではない。
  強大な敵を前にしても決して屈することのない鋼の意志である。
  心折れ、膝を屈してしまえばそれはただの不良でしかなくなってしまうのだ。
  
  部品: 窮地で微笑む番長
  たとえ窮地に追い込まれようと、番長は決して諦めない。
  それどころか不敵に微笑んですらいることすらある。
  これはそれまでの流れから打開策を見つけた証であり、逆転の狼煙をあげる時が来たことを示す。
  
  部品: 舎弟たちの統率
  番長は不良たちのリーダー格として憧れられ、
  また番長当人の望む望むまいに限らず舎弟になることを志願する不良が現れる。
  彼ら舎弟に道を示すのも番長の役目である。
  不良たちを束ね、アウトロー側から学校の治安を守るのだ。
  
  部品: 強敵から学んだ経験
  番長は数々の激戦をくぐり抜け、
  その旅路で出会った強敵(とも)から様々なことを学んできた。
  これらの経験はきっといつか番長を助けてくれるだろう。
  
  部品: 漢気あふれる背中
  数々の激闘(ケンカ)をこなしてきた番長の肉体は鋼鉄のように鍛え上げられており、
  言葉を語らずともその背中は見るものに安心感を与えるのだった。
  
  部品: 番長の機転
  番長であることに学校の成績は求められないが、
  頭の回転が速い事は求められる。
  状況を正しく理解し、それに対処できないようであれば、
  番長として勝ち続けることなどできはしない。
  
  部品: 番長は1000人に1人
  統計上、番長となり得る学生は1000人に1人程度である。
  これは、学校で一番ケンカが強ければそれでよいというわけではなく、
  心の強さも兼ね備えなければ周囲から番長として認められず、
  また他の番長による更正(物理)対象とみなされるからである。
  
  部品: 輝く拳
  番長の必殺パンチ。
  その内容は大きく振りかぶって、殴る。
  ただそれだけである。
  だが番長の魂がこもったその拳はあまりにも速く、重く、そして輝いていた。
  
  部品: メンチ切り
  メンチ切りとは、番長や、それに至らない不良少年が行う威圧行為である。
  相手を睨みつけ、その視線の圧で圧倒する。
  そもそも勝負にならないほど実力差があった場合、相手はメンチだけで戦意を喪失し、誰も傷つくことなく勝負は終わる。
  
  部品: 番長キック
  鋭く、重い蹴り。
  拳に比べて必殺の一撃となることは少ないが、
  リーチに優れるため牽制や次の技につなげるための中間技として用いられる。
  
  部品: 番長カウンター
  番長の奥義の一つ。
  相手の攻撃を真正面から受け止め、
  かつ涼しい態度を崩さぬことで相手の動揺を誘い、反撃の一撃を放つ。
  肉斬骨断の必殺技である。
  
  部品: ステゴロ殺法
  番長のケンカはステゴロ、即ち武器を用いぬ素手での戦いを良しとする。
  番長のケンカは殺し合いではなく、
  今は意見を違えていてもいつか分かり合えることを信じた魂のぶつかり合いなのだ。
  
  部品: 下駄ナックル
  裏技その1。
  下駄を拳に装着し、簡易的なナックルガードとして用いる。
  ステゴロの原則から離れてしまうため、生身の相手にはまず用いられない。
  装甲目標などを貫徹するときに渋々使用される。
  
  部品: 下駄シュート
  裏技その2。
  蹴りのモーションから履いている下駄を勢いよく射出し、離れた敵を撃破する。
  拳での対話に応じず、離れた所から一方的に攻撃を仕掛けてくる卑怯者を釣り出す制裁の一撃。
  
  部品: 番長ラッシュ
  両手から放たれるパンチによるラッシュ攻撃。
  一発一発の重さは減じてしまうが、いつ終わるとも知れぬ拳の嵐によって、敵の防御と戦意はじわじわと削り取られていく。
  
  部品: 石頭ヘッドバッド
  番長の石頭による頭突き。
  メンチ対決の加熱によって、パンチもキックも有効ではない超至近距離まで
  密接してしまった状況から一発ぶちかますことができる。
  
  部品: 鉄板カバンシールド
  裏技その3。
  鉄板を仕込んだカバンで敵の攻撃を受け止める。
  相手が武器を用いてきた際の対処にのみ用いられ、
  素手の相手の拳をこれで受け止めるのは漢らしくないとされる。
  
  部品: 番長スウェー
  相手の軟弱な拳をいくら受けてもびくともしない番長だが、
  プッツンきた相手が凶器を取り出すことはままある。
  だが番長は慌てることなくこれを見抜き、回避、あるいは捌いて対処するのだ。
  
  部品: 最初はただの学生
  番長と言えども最初から強かったわけではない。
  クラスの雰囲気に馴染めなかったか、
  はたまた孤高を貫こうとした果てか、
  あるいは他の不良グループに目をつけられたか……
  ともかく、普通の学生生活から外れてしまったことから、番長の歴史は始まる。
  
  部品: ケンカに明け暮れる日々
  不良学生として道を踏み外してしまった彼を待っていたのは、
  ケンカに明け暮れる日々だった。
  きっかけは色々あっただろう。些細な事だったかもしれない。
  ともあれ、ケンカの中で彼は戦いのセンスに目覚めていく。
  
  部品: 番長との出会い
  ケンカで幾つかの勝利を収め、随分と気が大きくなっていたのかもしれない。
  天狗になり、行動を自制できなくなりつつあった彼を止めたのは、番長であった。
  もちろん物理。拳である。
  痛みとともに我に返った彼は、去っていく番長の背中をただ見送っていた。
  
  部品: 舎弟になろうとするも
  あくる日、自分を打ち負かした番長を見つけ出した彼が行ったことは、
  再戦ではなく、舎弟にしてほしいという懇願だった。
  あの日の一撃で、彼に芽生え始めていた悪の心は打ち砕かれてしまい、
  残ったのはただの憧れだけだったのだ。
  しかし、番長はにべもなくこれを拒否。
  ――弱い太鼓持ちは要らない、と。
  
  部品: ようやく始めた基礎トレーニング
  強くなって番長に認めてもらうために、彼は修行を開始した。
  まず始めたのは基礎トレーニングである。
  そう、不良少年たちは、いきなりケンカの実戦を始めてしまうがゆえに、
  まっとうな体力づくりさえしていないことがあるのだ!
  
  
  部品: あの日の拳を再現するために
  不良少年である彼は格闘家になりたいわけではない。
  だから名のある武術家に弟子入りすることもせず、我流で愚直に技を磨いた。
  手本はある。あの日自分の悪を打ち砕いた拳。
  それを目指して素振りを行い、
  鏡を見てフォームを比較し、近づけるよう努力を重ねた。
  
  部品: ケンカの日々は止まず
  修行を開始したからと言って、彼を取り巻く環境は変わっていない。
  むしろ、以前より強くなった彼を見て、腕試しに挑んでくる不良少年すらいる。
  だが、もはややり場のない暴力を奮っていた過去とは違う。
  必要のないケンカの申し出はメンチで黙らせることが今では可能であった。
  
  部品: 弱者を守るためのケンカ
  もはや自分からケンカを挑むことも少なくなっていた彼だが、
  弱い者いじめを見かけたときだけは別だった。
  鍛えた拳はこの日のために。悪の不良少年を黙らせ、弱者を守るのだ。
  
  部品: 番長の窮地を救え
  ある日彼の耳に入ったのは、あの日自分を変えてくれた番長が、
  不良少年グループの襲撃を受けそうだという情報だった。
  いくら強くとも、孤高の番長一人ではあまりにも不利。
  そう考えた彼は戦いに身を投じる。
  そこからはもはや言葉は無用。
  二人は相談することもなく互いの背中を預け、連携し、勝利した。
  
  部品: 新たな番長の誕生
  激戦終わり、ようやくあの日の番長と言葉を交わす機会を得た彼。
  だが、彼は舎弟になることはなかった。
  番長は漢らしい笑みを浮かべると、自らの学帽を彼にかぶせ、
  新たな番長の誕生を祝福したのだった。
  
  
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                  "description": "両手から放たれるパンチによるラッシュ攻撃。\n一発一発の重さは減じてしまうが、いつ終わるとも知れぬ拳の嵐によって、敵の防御と戦意はじわじわと削り取られていく。",
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                  "title": "石頭ヘッドバッド",
                  "description": "番長の石頭による頭突き。\nメンチ対決の加熱によって、パンチもキックも有効ではない超至近距離まで\n密接してしまった状況から一発ぶちかますことができる。",
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                  "title": "鉄板カバンシールド",
                  "description": "裏技その3。\n鉄板を仕込んだカバンで敵の攻撃を受け止める。\n相手が武器を用いてきた際の対処にのみ用いられ、\n素手の相手の拳をこれで受け止めるのは漢らしくないとされる。",
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                  "title": "番長スウェー",
                  "description": "相手の軟弱な拳をいくら受けてもびくともしない番長だが、\nプッツンきた相手が凶器を取り出すことはままある。\nだが番長は慌てることなくこれを見抜き、回避、あるいは捌いて対処するのだ。",
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              "description": "番長と言えども最初から強かったわけではない。\nクラスの雰囲気に馴染めなかったか、\nはたまた孤高を貫こうとした果てか、\nあるいは他の不良グループに目をつけられたか……\nともかく、普通の学生生活から外れてしまったことから、番長の歴史は始まる。",
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              "title": "ケンカに明け暮れる日々",
              "description": "不良学生として道を踏み外してしまった彼を待っていたのは、\nケンカに明け暮れる日々だった。\nきっかけは色々あっただろう。些細な事だったかもしれない。\nともあれ、ケンカの中で彼は戦いのセンスに目覚めていく。",
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              "title": "番長との出会い",
              "description": "ケンカで幾つかの勝利を収め、随分と気が大きくなっていたのかもしれない。\n天狗になり、行動を自制できなくなりつつあった彼を止めたのは、番長であった。\nもちろん物理。拳である。\n痛みとともに我に返った彼は、去っていく番長の背中をただ見送っていた。",
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              "title": "舎弟になろうとするも",
              "description": "あくる日、自分を打ち負かした番長を見つけ出した彼が行ったことは、\n再戦ではなく、舎弟にしてほしいという懇願だった。\nあの日の一撃で、彼に芽生え始めていた悪の心は打ち砕かれてしまい、\n残ったのはただの憧れだけだったのだ。\nしかし、番長はにべもなくこれを拒否。\n――弱い太鼓持ちは要らない、と。",
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              "title": "ようやく始めた基礎トレーニング",
              "description": "強くなって番長に認めてもらうために、彼は修行を開始した。\nまず始めたのは基礎トレーニングである。\nそう、不良少年たちは、いきなりケンカの実戦を始めてしまうがゆえに、\nまっとうな体力づくりさえしていないことがあるのだ!\n",
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              "title": "あの日の拳を再現するために",
              "description": "不良少年である彼は格闘家になりたいわけではない。\nだから名のある武術家に弟子入りすることもせず、我流で愚直に技を磨いた。\n手本はある。あの日自分の悪を打ち砕いた拳。\nそれを目指して素振りを行い、\n鏡を見てフォームを比較し、近づけるよう努力を重ねた。",
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              "title": "ケンカの日々は止まず",
              "description": "修行を開始したからと言って、彼を取り巻く環境は変わっていない。\nむしろ、以前より強くなった彼を見て、腕試しに挑んでくる不良少年すらいる。\nだが、もはややり場のない暴力を奮っていた過去とは違う。\n必要のないケンカの申し出はメンチで黙らせることが今では可能であった。",
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              "title": "弱者を守るためのケンカ",
              "description": "もはや自分からケンカを挑むことも少なくなっていた彼だが、\n弱い者いじめを見かけたときだけは別だった。\n鍛えた拳はこの日のために。悪の不良少年を黙らせ、弱者を守るのだ。",
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              "description": "ある日彼の耳に入ったのは、あの日自分を変えてくれた番長が、\n不良少年グループの襲撃を受けそうだという情報だった。\nいくら強くとも、孤高の番長一人ではあまりにも不利。\nそう考えた彼は戦いに身を投じる。\nそこからはもはや言葉は無用。\n二人は相談することもなく互いの背中を預け、連携し、勝利した。",
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              "description": "激戦終わり、ようやくあの日の番長と言葉を交わす機会を得た彼。\nだが、彼は舎弟になることはなかった。\n番長は漢らしい笑みを浮かべると、自らの学帽を彼にかぶせ、\n新たな番長の誕生を祝福したのだった。",
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