大部品: 巨大カマキリ(種族) RD:43 評価値:9
-大部品: 巨大カマキリの基本定義 RD:2 評価値:1
--部品: 巨大カマキリとはなにか
--部品: 巨大カマキリの着用制限
-大部品: 巨大カマキリの身体特徴 RD:13 評価値:6
--大部品: カマキリの生活 RD:4 評価値:3
---部品: カマキリの食べるもの
---部品: 衣服も住居もいらない生活様式
---部品: 儚く散りゆく寿命
---部品: 前肢を器用に使う
--大部品: カマキリの頑丈さ RD:2 評価値:1
---部品: 巨大カマキリの巨大な体格
---部品: カマキリの外骨格装甲
--大部品: カマキリの感覚器官 RD:5 評価値:3
---部品: 複眼による広い視野
---部品: 高精度センサー触角
---部品: 可聴範囲外を聴く聴覚
---部品: 緑の翅を奏でて
---部品: 人間の顔の見分けは苦手
--大部品: カマキリの移動能力 RD:2 評価値:1
---部品: 空を飛ぶ緑の翅
---部品: カマキリの四脚歩行
-大部品: 巨大カマキリの戦闘能力 RD:5 評価値:3
--部品: 巨大カマキリの対応射程
--部品: 高周波ブレード鎌
--部品: 噛み砕き攻撃
--部品: カマキリレーザー
--部品: カマキリステルス
-大部品: 巨大カマキリの歩んだ歴史 RD:10 評価値:5
--大部品: A世界における巨大カマキリ RD:7 評価値:4
---部品: 原種「竪穴に棲むもの」
---部品: akiharu国によるカマキリの発見
---部品: 「竪穴に棲むもの」との対話
---部品: クーリンガンによるカマキリの治療
---部品: レディの登場
---部品: レディが残した影響
---部品: レディ亡き後の問題
--大部品: B世界における巨大カマキリ RD:3 評価値:2
---部品: B−FEGへのカマキリの出現
---部品: B世界支配者消失とその後
---部品: B世界T20以後のカマキリ
-大部品: 巨大カマキリの性格的傾向 RD:13 評価値:6
--大部品: カマキリの興味分野 RD:2 評価値:1
---部品: テクノロジーへの親和性
---部品: カマキリは好奇心旺盛
--大部品: カマキリの全体奉仕傾向 RD:4 評価値:3
---部品: 生命の循環信奉
---部品: 個より全に重きを置く姿勢
---部品: 共に和すため誇り高く
---部品: カマキリは未来志向
--大部品: カマキリの思考形態 RD:3 評価値:2
---部品: カマキリの論理的思考
---部品: 高速思考するカマキリ
---部品: 今やれることなら手短に
--大部品: カマキリの見出した善 RD:4 評価値:3
---部品: 困っている人を助ける
---部品: うらまない心
---部品: 善とは自然発生するもの
---部品: いつかは皆が共に和す未来を
部品: 巨大カマキリとはなにか
巨大カマキリとは、akiharu国に住む巨大なカマキリ型知類である。
彼らは強大な戦闘力と理知的な思考力を持つ種族であった。
部品: 巨大カマキリの着用制限
巨大カマキリはカマキリ知類しか着用することができない。
また、カマキリ知類は他の知類種の種族アイドレスを着用することができない。
さらに、身体構造が違いすぎるため他知類用の戦闘職アイドレスを着用することもできない。
サイズの大きさゆえにI=Dなどの操縦には適しておらず、
子供の小型カマキリも人間なら手の部分がカマなため、操縦は不可能である。
ただし、戦闘にかかわらない一般職アイドレス(教師、事務員、芸術家など多数)は着用可能。
部品: カマキリの食べるもの
草食性や肉食性など、
食事の対象にカマキリ内でも種類差はあるが、
サイズ相応の食料を必要とするため、カマキリの個体数には限度がある。
なお、食べられないことはないが、工場製品や、動かない食べ物は苦手。
部品: 衣服も住居もいらない生活様式
巨大カマキリは元が昆虫であるため、衣食住のうち食以外の2つを必要としない。
A-akiharu国での彼らは主に密林そのものを住居とし、野生動物を狩猟して生活していた。
部品: 儚く散りゆく寿命
巨大カマキリは春に卵から大量に産まれ、
急激な速度で大人へと成長し、知識を蓄え、そして冬にその短い生涯を終え、生命の循環へと帰る。
このサイクルにより自然の生態系は保護されているのだ。
B世界のカマキリの平均寿命は3年。
ただし、強力な個体は冬を超えることに成功し、そのままより大きく、賢く育っていく。
部品: 前肢を器用に使う
巨大カマキリをよく知らない者は、
その前肢はなんでも斬ってしまうのではないかと思うかもしれない。
しかし、この切断力は自分の意志でON/OFFすることができ、
OFFのときは器用に物を掴んだり、先端でボタンを押すこともできるのだ。
部品: 巨大カマキリの巨大な体格
大人の巨大カマキリは一般的に身長10メートル級が多く見られるが、
長く生きて成長した個体は更に大きく成長する。
一方で、他国に留学するために小さいままでいることを選ぶ個体も若干名いる。
なお、基本的には男性より女性の方が大型である。
部品: カマキリの外骨格装甲
昆虫である巨大カマキリは外骨格構造の体をしており、
その防御力はある種の装甲のように強固である。
ただし、あくまでも生身の人間に比べて丈夫といったレベルであり、
I=Dの金属装甲には及ばないので無理は禁物である。
部品: 複眼による広い視野
巨大カマキリの目は昆虫の複眼構造であり、
ほぼ全周囲に近い圧倒的な視野の広さと優れた動体視力を持っている。
部品: 高精度センサー触角
昆虫の触角は感覚器官であるが、巨大カマキリもそれは変わらない。
とはいえ、元の昆虫機能そのままではなく、高精度のセンサーとして発達しているのだ。
部品: 可聴範囲外を聴く聴覚
巨大カマキリは人間の可聴範囲の音を聞けるだけでなく、
カマキリにしか聞こえない帯域の音も聞くことができる。
この聴覚を利用して、秘匿通信を行うことも可能。
部品: 緑の翅を奏でて
巨大カマキリは翅をすり合わせることで音を発生させることができ、
これを使って音楽を奏でたり、人間の可聴範囲外の通信を行うことができる。
部品: 人間の顔の見分けは苦手
人間がカマキリの顔を見分けることが苦手であるのと同じように、
カマキリもまた人間の顔を見分けることは苦手である。
しかし、声や動きの癖など、顔以外の特徴を見ているので、
知り合いや有名人とのコミュニケーションには困らない。
むしろ、変装を見抜くのが得意とも言える。
部品: 空を飛ぶ緑の翅
巨大カマキリはその美しい緑の翅を使用して空を飛び、
その航行能力は単独で藩国間レベルの距離も移動することができる。
部品: カマキリの四脚歩行
巨大カマキリは普通の昆虫のカマキリ同様、
3対ある脚のうち後ろの2対四脚で歩いている。
迂闊に足元のものを踏み潰さないよう、気をつけて歩くさまがよく見られる。
部品: 巨大カマキリの対応射程
巨大カマキリは白兵距離から遠距離までの全距離で戦闘することができた。本来その肉体を生かした近接戦闘しかできないカマキリであったが、レーザーを装備することで射撃戦に対応したのである。
部品: 高周波ブレード鎌
巨大カマキリの両腕にして主力武器。物理的鋭利さではなく、高周波による振動破砕で対象を切断する。このため、OFFにすることで不必要な力を振るわないことが可能である。
部品: 噛み砕き攻撃
鎌に並ぶ、巨大カマキリのメイン攻撃。頑丈な顎でばりばりと敵を噛み砕く。ただし、知的種族や汚染された敵を食い殺してしまうと非常に問題があるので、その行使には注意を払うよう藩王は注意している。
部品: カマキリレーザー
巨大カマキリが口から吐くレーザー。この種族が地下から発見された際にはなかった能力であるが、戦闘の激化に伴い自ら喉にサイバネ機構としてレーザー発振器を装備するようになり、ついには生体レーザーとして生得能力にしてしまった。
部品: カマキリステルス
巨大カマキリは生得能力として光学迷彩能力を持つ。これによって視覚的には完全に透明化するため、視覚に頼る敵には絶対的優位を持つ。
部品: 原種「竪穴に棲むもの」
もともと巨大カマキリは、「竪穴に棲むもの」と呼ばれ、カマキリと人間の因子を混ぜ合わせて、戦闘能力を強化した太古の戦闘種族であった。彼ら「竪穴に棲むもの」は知的種族ではなく、生体兵器としてセプテントリオンによって扱われ、古レムーリアなどで脅威としてその姿を見せた。
部品: akiharu国によるカマキリの発見
ニューワールド(A)で「竪穴に棲むもの」を発見したのはakiharu国である。遺跡とともにあり、考古学者を多く抱えていたこの国は、ついに古代遺跡に封印されていた彼らを発見してしまったのである。
部品: 「竪穴に棲むもの」との対話
地底から発見された「竪穴に棲むもの」は古い創造者によって植えつけられた破壊衝動と、 長きに渡るただ生きるだけの地底生活によって、もはや人と心を繋げられる生き物ではなかった。それでも、akiharu国の民は諦めなかった。何代にも渡り、対話と教育を続け、 共に踊り、酒を飲み、薬をキメた結果、心を繋げることに成功したのだ。
部品: クーリンガンによるカマキリの治療
カマキリ種族にとって重大な転機となったのが、akiharu国へのクーリンガンの滞在である。テロリストとして各国から追われていたクーリンガンはakiharu国を居心地の良い潜伏先として見出し、その対価としてカマキリたちに遺伝子治療を施したのである。このことによって「竪穴に棲むもの」は破壊衝動と絶滅の呪いを打ち消され、「巨大カマキリ」としての道を歩み始める。
部品: レディの登場
レディとは、“共和国の守護カマキリ”“正義の女神”とも称されたカマキリたちのリーダーである。それまでもカマキリたちがニューワールドの危機に対して立ち上がった事例はいくつかあったが、 王の呼びかけなしに大規模に救援活動を始めたのは、レディとその一派が初めてであった。
部品: レディが残した影響
レディはマンイーター事件解決のために倒れ、その短い命を散らすこととなったが、その後もakiharu国のカマキリたちは他国が困っているとき、救いの羽を伸ばすことを続けている。言うなれば、現在のカマキリたちの精神性の基礎を打ち立てたのがレディだったのだ。
部品: レディ亡き後の問題
カマキリたちの中でもっとも他国の人間を理解していたレディを失ったことで、
A世界のカマキリたちは人間との距離感を次第に測れなくなっていってしまった。
そのせいで、善意で他国に技術を提供し、新たな問題を発生させるという事も起きてしまった。
これを正すため、akiharu国と各国の交流を盛んにしていこうとしていたのだが、
B世界による侵攻開始とキャスリング事件により、それはまだ叶っていない。
部品: B−FEGへのカマキリの出現
B世界におけるカマキリの出現もまた、A世界同様にターン8頃であったと考えられる。
B−FEGで生み出されたこの種族は、その尖兵として蒼梧藩国への侵略に加担していたのだった。
部品: B世界支配者消失とその後
B世界の支配者たちがT10にこの世界を去った時、多くのカマキリたちもそれに付き従って世界移動した。
しかし、すべてのカマキリがその道を選んだわけではなかった。
共和国の一員として共に和すことを選んだカマキリたちはB−FEGに残り、混迷のB世界を立て直すべく動いていたのだ。
部品: B世界T20以後のカマキリ
T19の大崩壊を経て、B世界にはA世界のフィクショノートが到着。
かつての支配者に代わって政務を開始した。
この時、涼原秋春はA世界同様にakiharu国を建国し、カマキリたちを呼び寄せた。
その上で、A世界で対処された疾患(戦闘衝動など)が残っていれば、この治療を行った。
A世界とB世界のカマキリでは辿ってきた歴史が違い、それぞれの美点がある。
これからはその良さを合わせ持てるような教育環境で、新たな未来へと向かうことを願う。
部品: テクノロジーへの親和性
巨大カマキリはテクノロジーによって生まれた比較的新しい種族であり、
そのため最新テクノロジーへの忌避感というものをまるで持たない。
自分たちがそうであったように、
今ある問題点はテクノロジーの発展でいつか解決可能と信じているのだ。
部品: カマキリは好奇心旺盛
衣食住のうち食しか必要としないカマキリは、本来テクノロジーと相反した生活をしても何ら問題ないはずである。
しかし実際には彼らは人知類のように研究を行い、知識を蓄え、そして別のものに教えている。
これは、彼らが非常に好奇心旺盛で、知識欲に貪欲であるためである。
部品: 生命の循環信奉
巨大カマキリは他知類に比べて非常に寿命が短く、
また状況によっては共食いも辞さない種族であるため、その思想は生命の循環に重きを置いている。
自分が死んでも自然に還り、そこから生まれた次の世代へとつながっていく。
そうやって自分のいなくなったあとの未来を夢見て託すことが、彼らの希望なのだ。
部品: 個より全に重きを置く姿勢
元が昆虫種族であり、大量に産まれ、大量に散っていく巨大カマキリは、
個より全に重きを置く傾向がある。
全体の利益のために己の身を投げ出したり、共食いを行ったりする場面がしばしば見られている。
しかし、彼らにももちろん個の意識は存在するため、それを尊重しなければならない。
部品: 共に和すため誇り高く
B世界のカマキリは出自がFEGであるため、
A世界のカマキリのような陽気さ、自由さは控えめで、
代わりに共和国の一員としての誇りを強く意識するように育った。
共に和す共和国の理念のため、彼らは誇り高く戦い続ける。
部品: カマキリは未来志向
カマキリは自分自身の寿命が短い分、未来に大きく夢を馳せる傾向がある。
いかなる問題もいつかは解決されると信じてやまない。
そして、そのための努力を惜しむこともない。
部品: カマキリの論理的思考
巨大カマキリは非常に論理的かつ理知的な思考形態をしているため、
感情に任せず、論点をはっきりさせて対話を行ったほうが
円滑なコミュニケーションを取れることが多い。
……とはいえ、論理構造が人間と異なっているため、会話が噛み合わないこともある。
部品: 高速思考するカマキリ
カマキリの思考速度は非常に早い。
このため、人間からすると思考ステップを数段飛ばしているようにしか見えないことも多々あり、
コミュニケーションに失敗するときの要因の一つがこれである。
これは寿命の短さに起因するものであると考えられるが、
akiharu国の人々は「あわてんぼうだなあ」くらいにとらえている事も否めない。
部品: 今やれることなら手短に
カマキリの思考傾向として、他人に苦労させて学ばせるという発想が存在しない。
答えを与えられるのならば即座に与え、次のことに目を向けさせるのが彼らの流儀だ。
もちろん、そのせいで新たな問題が発生することもあるので、
コミュニケーションを綿密に取ることが重要だろう。
部品: 困っている人を助ける
カマキリは国や地域、種族によって考え方が違うことは当然知っている。
だが、善なることの共通項として、「困っている人を助ける」というものは
どこでも同じであると悟っている。
部品: うらまない心
カマキリは、善とはうらまない心だと語る。
望まぬ力を持って生まれ、それをうらみ、悪いことをする個体がいるとして、
その力を振るわず、うらまないことを選ぶ事もできる。それが善であると。
部品: 善とは自然発生するもの
カマキリは善を為すように、正義を為すようにと強制されて生まれたわけではない。
もちろん人類はじめ、他の種族もそうだろう。
カマキリは語る。善とは自然発生するもの。心があれば、無限に湧き上がる空の雲であると。
部品: いつかは皆が共に和す未来を
悪がどんなに自分たちの有利を説こうと、
いつかは皆が善なる側に味方し、悪に打ち勝てるとカマキリは信じてやまない。
皆が手を取り合い手をつなぐ大いなる環。それこそが善であり、共に和すということであると。
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"description": "レディとは、“共和国の守護カマキリ”“正義の女神”とも称されたカマキリたちのリーダーである。それまでもカマキリたちがニューワールドの危機に対して立ち上がった事例はいくつかあったが、 王の呼びかけなしに大規模に救援活動を始めたのは、レディとその一派が初めてであった。",
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"title": "レディが残した影響",
"description": "レディはマンイーター事件解決のために倒れ、その短い命を散らすこととなったが、その後もakiharu国のカマキリたちは他国が困っているとき、救いの羽を伸ばすことを続けている。言うなれば、現在のカマキリたちの精神性の基礎を打ち立てたのがレディだったのだ。",
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"title": "レディ亡き後の問題",
"description": "カマキリたちの中でもっとも他国の人間を理解していたレディを失ったことで、\nA世界のカマキリたちは人間との距離感を次第に測れなくなっていってしまった。\nそのせいで、善意で他国に技術を提供し、新たな問題を発生させるという事も起きてしまった。\nこれを正すため、akiharu国と各国の交流を盛んにしていこうとしていたのだが、\nB世界による侵攻開始とキャスリング事件により、それはまだ叶っていない。",
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"title": "B世界における巨大カマキリ",
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"title": "B−FEGへのカマキリの出現",
"description": "B世界におけるカマキリの出現もまた、A世界同様にターン8頃であったと考えられる。\nB−FEGで生み出されたこの種族は、その尖兵として蒼梧藩国への侵略に加担していたのだった。",
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"title": "B世界支配者消失とその後",
"description": "B世界の支配者たちがT10にこの世界を去った時、多くのカマキリたちもそれに付き従って世界移動した。\nしかし、すべてのカマキリがその道を選んだわけではなかった。\n共和国の一員として共に和すことを選んだカマキリたちはB−FEGに残り、混迷のB世界を立て直すべく動いていたのだ。",
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"title": "B世界T20以後のカマキリ",
"description": "T19の大崩壊を経て、B世界にはA世界のフィクショノートが到着。\nかつての支配者に代わって政務を開始した。\nこの時、涼原秋春はA世界同様にakiharu国を建国し、カマキリたちを呼び寄せた。\nその上で、A世界で対処された疾患(戦闘衝動など)が残っていれば、この治療を行った。\nA世界とB世界のカマキリでは辿ってきた歴史が違い、それぞれの美点がある。\nこれからはその良さを合わせ持てるような教育環境で、新たな未来へと向かうことを願う。",
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"title": "巨大カマキリの性格的傾向",
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"title": "カマキリの興味分野",
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"title": "テクノロジーへの親和性",
"description": "巨大カマキリはテクノロジーによって生まれた比較的新しい種族であり、\nそのため最新テクノロジーへの忌避感というものをまるで持たない。\n自分たちがそうであったように、\n今ある問題点はテクノロジーの発展でいつか解決可能と信じているのだ。",
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"title": "カマキリは好奇心旺盛",
"description": "衣食住のうち食しか必要としないカマキリは、本来テクノロジーと相反した生活をしても何ら問題ないはずである。\nしかし実際には彼らは人知類のように研究を行い、知識を蓄え、そして別のものに教えている。\nこれは、彼らが非常に好奇心旺盛で、知識欲に貪欲であるためである。",
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"title": "カマキリの全体奉仕傾向",
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"title": "生命の循環信奉",
"description": "巨大カマキリは他知類に比べて非常に寿命が短く、\nまた状況によっては共食いも辞さない種族であるため、その思想は生命の循環に重きを置いている。\n自分が死んでも自然に還り、そこから生まれた次の世代へとつながっていく。\nそうやって自分のいなくなったあとの未来を夢見て託すことが、彼らの希望なのだ。",
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"title": "個より全に重きを置く姿勢",
"description": "元が昆虫種族であり、大量に産まれ、大量に散っていく巨大カマキリは、\n個より全に重きを置く傾向がある。\n全体の利益のために己の身を投げ出したり、共食いを行ったりする場面がしばしば見られている。\nしかし、彼らにももちろん個の意識は存在するため、それを尊重しなければならない。",
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"title": "共に和すため誇り高く",
"description": "B世界のカマキリは出自がFEGであるため、\nA世界のカマキリのような陽気さ、自由さは控えめで、\n代わりに共和国の一員としての誇りを強く意識するように育った。\n共に和す共和国の理念のため、彼らは誇り高く戦い続ける。",
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"title": "カマキリは未来志向",
"description": "カマキリは自分自身の寿命が短い分、未来に大きく夢を馳せる傾向がある。\nいかなる問題もいつかは解決されると信じてやまない。\nそして、そのための努力を惜しむこともない。",
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"title": "カマキリの思考形態",
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"title": "カマキリの論理的思考",
"description": "巨大カマキリは非常に論理的かつ理知的な思考形態をしているため、\n感情に任せず、論点をはっきりさせて対話を行ったほうが\n円滑なコミュニケーションを取れることが多い。\n……とはいえ、論理構造が人間と異なっているため、会話が噛み合わないこともある。",
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"title": "高速思考するカマキリ",
"description": "カマキリの思考速度は非常に早い。\nこのため、人間からすると思考ステップを数段飛ばしているようにしか見えないことも多々あり、\nコミュニケーションに失敗するときの要因の一つがこれである。\nこれは寿命の短さに起因するものであると考えられるが、\nakiharu国の人々は「あわてんぼうだなあ」くらいにとらえている事も否めない。",
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"title": "今やれることなら手短に",
"description": "カマキリの思考傾向として、他人に苦労させて学ばせるという発想が存在しない。\n答えを与えられるのならば即座に与え、次のことに目を向けさせるのが彼らの流儀だ。\nもちろん、そのせいで新たな問題が発生することもあるので、\nコミュニケーションを綿密に取ることが重要だろう。",
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"title": "カマキリの見出した善",
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"title": "困っている人を助ける",
"description": "カマキリは国や地域、種族によって考え方が違うことは当然知っている。\nだが、善なることの共通項として、「困っている人を助ける」というものは\nどこでも同じであると悟っている。",
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"title": "うらまない心",
"description": "カマキリは、善とはうらまない心だと語る。\n望まぬ力を持って生まれ、それをうらみ、悪いことをする個体がいるとして、\nその力を振るわず、うらまないことを選ぶ事もできる。それが善であると。",
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"title": "善とは自然発生するもの",
"description": "カマキリは善を為すように、正義を為すようにと強制されて生まれたわけではない。\nもちろん人類はじめ、他の種族もそうだろう。\nカマキリは語る。善とは自然発生するもの。心があれば、無限に湧き上がる空の雲であると。",
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"title": "いつかは皆が共に和す未来を",
"description": "悪がどんなに自分たちの有利を説こうと、\nいつかは皆が善なる側に味方し、悪に打ち勝てるとカマキリは信じてやまない。\n皆が手を取り合い手をつなぐ大いなる環。それこそが善であり、共に和すということであると。",
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