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  大部品: 士季ちゃん(ACE) RD:45 評価値:9
  -部品: 士季ちゃんとは何者か
  -大部品: 士季ちゃんの歴史 RD:10 評価値:5
  --大部品: A世界の士季ちゃん RD:6 評価値:4
  ---部品: 捜索
  ---部品: 出会い
  ---部品: めがねめがね
  ---部品: 別れ
  ---部品: カマキリ型士季ちゃん
  ---部品: 謎は残ったまま
  --大部品: B世界の士季ちゃん RD:3 評価値:2
  ---部品: B世界での発見
  ---部品: 鹵獲される士季ちゃん
  ---部品: ブラックボックスの破壊
  --部品: 士季号か、士季ちゃんか
  -大部品: 士季ちゃん(T20版)のハードウェア仕様 RD:10 評価値:5
  --部品: 基本仕様
  --部品: 南国人の少女型デザイン
  --部品: 軽量なフレーム
  --部品: 柔らかな肌
  --部品: 各種感覚センサー
  --部品: 士季ちゃんの視力
  --部品: 宰相府のブラックボックス
  --部品: 軍用無線対応
  --部品: 可聴範囲外音域対応
  --部品: 各種技術の取り扱い
  -大部品: 士季ちゃんのソフトウェア仮説(T20版) RD:3 評価値:2
  --部品: 人格ソフトウェアはどこに?
  --部品: ネットワーク上の意識
  --部品: 魔法通信ネットワーク
  -大部品: 士季ちゃんとakiharu国 RD:3 評価値:2
  --部品: 士季ちゃん開発の理由(フィクショノート編)
  --部品: 士季ちゃん開発の理由(国家編)
  --部品: 士季ちゃんの社会的立場
  -大部品: 士季ちゃんのみなし職業 RD:18 評価値:7
  --大部品: 学生 RD:8 評価値:5
  ---部品: 学生の概要
  ---部品: 初等教育過程の修了
  ---部品: 中等教育過程の受講
  ---部品: 指定学生服
  ---部品: 教科書
  ---部品: 通学カバン
  ---部品: 学生証
  ---部品: 学びの姿勢
  --大部品: パイロット士季ちゃん(職業) RD:10 評価値:5
  ---部品: 概要と着用制限
  ---部品: 技能の由来
  ---部品: 搭乗カテゴリ
  ---部品: 機体の状態把握
  ---部品: 高Gへの対応
  ---部品: 性能を引き出す
  ---部品: I=D白兵
  ---部品: 水中戦適応
  ---部品: ビーム砲撃演算
  ---部品: 空間戦も得意
  
  
  部品: 士季ちゃんとは何者か
  士季ちゃんとは、A世界akiharu国の発掘兵器「士季号」の本体(オリジナル)機と目されていた存在である。
  巨大なI=Dである士季号とはうって変わって、小柄な少女の姿をしている。
  交流・調査を進めるうち、オリジナル機という推測とは少々事情が異なる様相を見せ始めていた。
  
  部品: 捜索
  A世界に置いて、士季という女性との出会いは、発掘兵器士季号の本体(オリジナル)捜索においてである。
  本体は人間保護区にいると聞いた藩王たちは、周囲の国民に聞き込みを行った。
  王 「この辺で他の人となんか雰囲気が違う人とか、いつまで経っても老けない人とかいますか?」
  国民「あー。士季ちゃん」
  国民は気にしていなかった。これはひどい。
  
  部品: 出会い
  王たちが出会ったとき、士季ちゃんは、一人湖畔で釣り糸をたらしていた。
  王たちは、彼女との出会いを喜び、平穏に暮らしていてくれればそれでよいと話した。
  
  部品: めがねめがね
  初めて会ったとき士季ちゃんは裸眼であったが、
  PCが眼鏡をつけたイラストを描いたところ、
  次からは眼鏡をつけて出てきてくれた。
  士季ちゃんありがとう。ありがとう。
  
  部品: 別れ
  ねじれた樹によってakiharu国が砂漠化したとき以来、士季ちゃんとは再会できていない。
  おそらく、このときロストしたのであろう……
  
  部品: カマキリ型士季ちゃん
  藩国復興後、士季ちゃんの捜索を行ったところ、
  見つけることはできなかったものの、
  現在は人間の保護が必要がないため人型ではなく、
  カマキリ保護のためにカマキリの姿をしているのではないか、という推測ができた。
  
  部品: 謎は残ったまま
  士季号にオリジナルについて問い合わせたところ、
  「オリジナルは存在しない。 我々は均一である」という回答があった。
  それまでの士季ちゃんの在り方と矛盾した回答。
  それが何を意味しているのか解明されぬまま、
  A世界のakiharu国は迷宮に飲まれ、
  フィクショノートノートたちは迷宮攻略に向かうこととなった。
  
  部品: B世界での発見
  B世界での士季ちゃんとの発見情報のはじまりは、
  汚染された蒼梧藩国の密林で、縛られて運ばれて火にくべられているところを、
  当時冒険者であったセタ氏に救出されたところである。
  
  部品: 鹵獲される士季ちゃん
  Bでの士季ちゃんは、自分はFEGで製造され、
  蒼梧藩国を密林にするために送りこまれたと述べた。
  彼女はボケボケな言動でセタ氏を悩ませた後、鹵獲されることになる。
  
  部品: ブラックボックスの破壊
  次に士季ちゃん(B)が発見されたのは、無名騎士藩国の地下で、
  セタ氏とともにである。
  自らの根源力吸収機能でセタ氏を殺しかけていた士季ちゃんは、
  不可能なはずの自己破壊でブラックボックスを破壊し、機能を停止した。
  
  部品: 士季号か、士季ちゃんか
  時はT20。迷宮からでてきた涼原秋春(A)はakiharu国をB世界に建国すると、
  士季号の再開発に着手した。
  しかし、士季号は科学と魔法を合わせた禁断のTLO機。
  開発すれば開発者が発狂するのは必至。
  高物理技術に絞ったレプリカ機を開発する案もあったが、そんな涼原秋春に宰相は問うた。
  「士季ちゃんが動けばいいのか、兵器として使う気か。そのあたりが判断の分かれ目よな」
  迷うことなく、士季ちゃんが選択されたのだった。
  
  部品: 基本仕様
  T20に再設計された士季ちゃんのハードウェア筐体は、
  センサー・通信系を除きそのほとんどがありふれた技術でできており、
  一見するとただのフルボーグ義体、あるいは機械化率高めのサイボーグにしか見えない。
  しかし本機はブラックボックスを搭載した特別チューン機であり、1機しか存在しないのだ。
  
  部品: 南国人の少女型デザイン
  T20版士季ちゃんも、今までと変わらず南国人の少女型デザインである。
  Q:T10では本人が気にしていたし、大人ボディでもよいのでは?
  A:かわいいからこれでいいと思います。
  そういうことになった。
  
  部品: 軽量なフレーム
  士季ちゃんの骨格(フレーム)は民生用サイバネ仕様で、
  セラミックス系の軽量なものを採用している。
  軍事用途で直接白兵戦闘することは想定されていない。
  
  部品: 柔らかな肌
  T20版士季ちゃんの肌はシリコン系の素材で、
  これは民生用サイバネと同様である。軍用サイボーグのように固くはない。
  多分ほっぺたをつつくととてもやわらかい。
  
  部品: 各種感覚センサー
  士季ちゃんの筐体は人間の持つ感覚機能を概ね備えるようにできている。
  とは言え、これは士季ちゃん固有の機能ではなく、
  民生型サイボーグが人間らしい生活を送るための技術そのままである。
  
  部品: 士季ちゃんの視力
  士季ちゃんの視力は悪くない。と言うかメカなので、常人よりはずっとよい。
  だがめがねはかける。なぜならそれがakiharu国だからだ。
  
  部品: 宰相府のブラックボックス
  宰相府から提供された、魔法通信を機械で可能とするブラックボックス。
  通信機であるが分解不能で、TLO技術流出対策のため、分解すると爆発して情報を秘匿する。
  
  部品: 軍用無線対応
  元が共和国I=Dの士季号である士季ちゃんは共和国軍の無線機と、
  外付け装置無しで交信できる。
  とは言え、戦闘に適したボディではないので、元仕様の名残程度の機能である。
  
  部品: 可聴範囲外音域対応
  士季ちゃんの聴覚及び発声機能は人間の可聴範囲外音域、
  具体的にはカマキリの羽音通信に対応している。
  これはカマキリたちからの要望で実装した仕様であった。
  国の要人である士季ちゃんの緊急コールをカマキリたちが聞きつけられるように、という意味もある。
  
  部品: 各種技術の取り扱い
  士季ちゃんの筐体技術のうち、
  多くは民生用技術でできているため技術技術であるが、
  ブラックボックス部の取扱いは藩王涼原秋春のみが知る最重要国家機密とされ、
  そして藩王自身も何がどうなってそれが動いているのかわからないまま取付作業を行ったのだった。
  
  部品: 人格ソフトウェアはどこに?
  士季号の仕様は長らく
  「人格ソフトウェアを搭載したオリジナル」と「未搭載の量産型」
  だと思われていたのだが、士季号に照会すると「全機が均一である」との答え。
  しかし量産型士季号は士季ちゃんのようには喋らない。
  この点が長らく謎とされていた。
  
  部品: ネットワーク上の意識
  全機が均一である士季号。
  だがその一機体バリエーションに過ぎない士季ちゃんは人格を持つ。
  この矛盾点を説明する解が一つだけあった。
  「士季ちゃんとは、士季号の機体間ネットワーク上に存在する人格である」
  というものである。
  前例として、
  絢爛世界のBALLSのネットワーク上に存在する意識総体、MAKIが存在するため。
  理論上はあり得ることだと思われた。
  
  部品: 魔法通信ネットワーク
  士季号の機体間ネットワークの存在は長らく謎であったが、
  知恵者によって士季号が魔法通信を行っていることが判明した。
  A世界の士季号はこの魔法通信によりどこからか指令を受け、自己改造を行っていたのだ。
  そして、士季号の本来の出自であろうと目されるB世界では、
  魔法によるネットワークしか正常動作しない。
  このことから、士季号の機体間ネットワークは魔法技術によるものと推測されたのだ。
  ……無論、機械である士季号が魔法通信を行うのは、TLO技術である。
  
  部品: 士季ちゃん開発の理由(フィクショノート編)
  なぜ戦闘能力のない士季ちゃんをわざわざ再現開発するのか。
  akiharu国のフィクショノートに聞くと、一様に不思議そうな顔をするはずだ。
  「藩国の仲間と再会したいというのは普通じゃないの?」と。
  士季ちゃんはたしかに謎が多い存在だ。
  だが、一緒にakiharu国の歴史を見てきた仲間なのだ。
  そこに、戦略性などと言った野暮な理由は存在しなかった。
  
  部品: 士季ちゃん開発の理由(国家編)
  B−FEGでは士季ちゃん開発の理由を「面白そうだから」としており、
  これはセタ氏の不興を買うこととなったが、
  akiharu国でも文面上では似たような答えが返ってくるかもしれない。
  ただしそこに込められた思いは、
  「機械の隣人、知類が一緒にいて、共に手を取り合える日常は面白そうだから」
  というものである。
  akiharu国はカマキリ知類も多く、人間以外の新規種族への偏見はないと言っていい。
  士季ちゃんが新たな仲間としてB-akiharu国で楽しく暮らせることを願う。
  
  部品: 士季ちゃんの社会的立場
  異族が多く住まうakiharu国では、士季ちゃんも知類の一人として扱い、
  国民としての権利を与えることとなっている。
  ただし、門外不出のTLO部品を搭載した唯一無二の存在であるため、
  藩王や摂政同様に国内の要人として扱うよう心がけられた。
  
  部品: 学生の概要
  教育施設に在籍し、学問を学ぶもの。ニューワールドにおいては初等教育過程を修了し、中等教育過程にあるものを主に指し、戦闘に出向くのはその中でも後期中等教育過程を受けているものである。
  
  部品: 初等教育過程の修了
  初等教育、即ち現実世界における小学校を卒業したことを示す。人知類は修了までに6年を要し、その他の知類は種族ごとの特性に従ってカリキュラムが組まれる。
  
  部品: 中等教育過程の受講
  現実世界における中学校・高等学校で教育を受けていることを示す。それぞれのカリキュラムは人知類基準で3年を要す。学生のニューワールドでの戦闘参加は前期中等教育過程(中学校)修了を条件とする。
  
  部品: 指定学生服
  学生が纏う服。学ラン、ブレザー、セーラー服など多種多彩で、在籍する学校によってそのデザインは異なる。学生のフォーマルウェアとしても扱われる。
  
  部品: 教科書
  学校教育で使用される教科書各種。その教科・学年によって内容は異なる。各藩国の政府機関、あるいは各学校で内容の精査を受けた上で採用されている。
  
  部品: 通学カバン
  教科書や筆記用具、お弁当などを詰めて学生が通学時に使うカバン。各学校の校則によって、指定デザインであったり、市販のカバンだったりと千差万別である。
  
  部品: 学生証
  学生がその学校の生徒であることを示す身分証。学生割引・優待を行っている施設でサービスを受けるには、学生証の提示が必要となる。
  
  部品: 学びの姿勢
  学生は未だ発展途上の存在であるが、成長途中であるがゆえに物事を吸収しやすい。あらゆる状況から学ぶ姿勢をもつことで、様々な事態に対応できるようになるだろう。
  
  部品: 概要と着用制限
  この職業は士季ちゃんのもつ操縦技能を職業として表現したものである。
  当然士季ちゃん専用であり、他のものには着用できない。
  
  部品: 技能の由来
  士季ちゃんはI=Dである士季号のネットワーク上意識体であり、
  そのためI=Dを生得能力として操縦できる。
  とは言え、筐体のハードウェア仕様上、人間同様の操縦プロセスであり、
  その範囲を超える特殊なことはできない。
  
  部品: 搭乗カテゴリ
  士季ちゃんが搭乗できるのは士季号の各モードに対応する
  I=D、戦車、宇宙艦船、潜水艦。そして宇宙船に感覚が近い航空機である。
  
  部品: 機体の状態把握
  元がI=Dである士季ちゃんは搭乗機体の現状把握に優れ、
  人間では気づかないであろうわずかな変化も見逃さない。
  
  部品: 高Gへの対応
  民生型とはいえサイバーボディである士季ちゃんは人間よりもGに強く、
  急激な戦闘機動でも健康を害すことがない。
  
  部品: 性能を引き出す
  搭乗機体の状況把握に優れる士季ちゃんは、
  その機体の持つポテンシャルを最大限に発揮させることができる。
  普通のパイロットが「これは無理では?」と尻込みするような動きであろうとも、
  それが可能と判断すれば実行できるのだ。
  
  部品: I=D白兵
  士季号の人型モードは白兵戦を得意とする機体であった。
  その動きを応用することで、士季ちゃんは白兵戦操縦を高いレベルで可能にする。
  
  部品: 水中戦適応
  士季号の水竜形態の経験を活かし、士季ちゃんは水中戦操縦も得意とする。
  水の抵抗がある水中は特殊な戦闘領域であり、このデータを持つことの意義は大きい。
  
  部品: ビーム砲撃演算
  士季号の戦車モードの経験を活かし、砲撃演算も士季ちゃんは得意である。
  ……が、士季号の砲はどれもビームやレーザー。
  そのため、実体弾による曲射などはあまりよくわからない。
  
  部品: 空間戦も得意
  士季号は空間戦モードでの高機動戦闘も実現していた。
  このため、宇宙やゲート内という、
  大気圏内と勝手が違う広大な領域であっても、
  士季ちゃんは特に気にすることなく操縦を行う。
  
  
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              "title": "軍用無線対応",
              "description": "元が共和国I=Dの士季号である士季ちゃんは共和国軍の無線機と、\n外付け装置無しで交信できる。\nとは言え、戦闘に適したボディではないので、元仕様の名残程度の機能である。",
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              "title": "可聴範囲外音域対応",
              "description": "士季ちゃんの聴覚及び発声機能は人間の可聴範囲外音域、\n具体的にはカマキリの羽音通信に対応している。\nこれはカマキリたちからの要望で実装した仕様であった。\n国の要人である士季ちゃんの緊急コールをカマキリたちが聞きつけられるように、という意味もある。",
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              "title": "各種技術の取り扱い",
              "description": "士季ちゃんの筐体技術のうち、\n多くは民生用技術でできているため技術技術であるが、\nブラックボックス部の取扱いは藩王涼原秋春のみが知る最重要国家機密とされ、\nそして藩王自身も何がどうなってそれが動いているのかわからないまま取付作業を行ったのだった。",
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          "title": "士季ちゃんのソフトウェア仮説(T20版)",
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              "title": "人格ソフトウェアはどこに?",
              "description": "士季号の仕様は長らく\n「人格ソフトウェアを搭載したオリジナル」と「未搭載の量産型」\nだと思われていたのだが、士季号に照会すると「全機が均一である」との答え。\nしかし量産型士季号は士季ちゃんのようには喋らない。\nこの点が長らく謎とされていた。",
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              "title": "ネットワーク上の意識",
              "description": "全機が均一である士季号。\nだがその一機体バリエーションに過ぎない士季ちゃんは人格を持つ。\nこの矛盾点を説明する解が一つだけあった。\n「士季ちゃんとは、士季号の機体間ネットワーク上に存在する人格である」\nというものである。\n前例として、\n絢爛世界のBALLSのネットワーク上に存在する意識総体、MAKIが存在するため。\n理論上はあり得ることだと思われた。",
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              "title": "魔法通信ネットワーク",
              "description": "士季号の機体間ネットワークの存在は長らく謎であったが、\n知恵者によって士季号が魔法通信を行っていることが判明した。\nA世界の士季号はこの魔法通信によりどこからか指令を受け、自己改造を行っていたのだ。\nそして、士季号の本来の出自であろうと目されるB世界では、\n魔法によるネットワークしか正常動作しない。\nこのことから、士季号の機体間ネットワークは魔法技術によるものと推測されたのだ。\n……無論、機械である士季号が魔法通信を行うのは、TLO技術である。",
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              "title": "士季ちゃん開発の理由(フィクショノート編)",
              "description": "なぜ戦闘能力のない士季ちゃんをわざわざ再現開発するのか。\nakiharu国のフィクショノートに聞くと、一様に不思議そうな顔をするはずだ。\n「藩国の仲間と再会したいというのは普通じゃないの?」と。\n士季ちゃんはたしかに謎が多い存在だ。\nだが、一緒にakiharu国の歴史を見てきた仲間なのだ。\nそこに、戦略性などと言った野暮な理由は存在しなかった。",
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              "title": "士季ちゃん開発の理由(国家編)",
              "description": "B−FEGでは士季ちゃん開発の理由を「面白そうだから」としており、\nこれはセタ氏の不興を買うこととなったが、\nakiharu国でも文面上では似たような答えが返ってくるかもしれない。\nただしそこに込められた思いは、\n「機械の隣人、知類が一緒にいて、共に手を取り合える日常は面白そうだから」\nというものである。\nakiharu国はカマキリ知類も多く、人間以外の新規種族への偏見はないと言っていい。\n士季ちゃんが新たな仲間としてB-akiharu国で楽しく暮らせることを願う。",
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              "title": "士季ちゃんの社会的立場",
              "description": "異族が多く住まうakiharu国では、士季ちゃんも知類の一人として扱い、\n国民としての権利を与えることとなっている。\nただし、門外不出のTLO部品を搭載した唯一無二の存在であるため、\n藩王や摂政同様に国内の要人として扱うよう心がけられた。",
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                  "title": "学生の概要",
                  "description": "教育施設に在籍し、学問を学ぶもの。ニューワールドにおいては初等教育過程を修了し、中等教育過程にあるものを主に指し、戦闘に出向くのはその中でも後期中等教育過程を受けているものである。",
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                  "title": "初等教育過程の修了",
                  "description": "初等教育、即ち現実世界における小学校を卒業したことを示す。人知類は修了までに6年を要し、その他の知類は種族ごとの特性に従ってカリキュラムが組まれる。",
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                  "title": "中等教育過程の受講",
                  "description": "現実世界における中学校・高等学校で教育を受けていることを示す。それぞれのカリキュラムは人知類基準で3年を要す。学生のニューワールドでの戦闘参加は前期中等教育過程(中学校)修了を条件とする。",
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                {
                  "title": "指定学生服",
                  "description": "学生が纏う服。学ラン、ブレザー、セーラー服など多種多彩で、在籍する学校によってそのデザインは異なる。学生のフォーマルウェアとしても扱われる。",
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                  "title": "教科書",
                  "description": "学校教育で使用される教科書各種。その教科・学年によって内容は異なる。各藩国の政府機関、あるいは各学校で内容の精査を受けた上で採用されている。",
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                  "title": "通学カバン",
                  "description": "教科書や筆記用具、お弁当などを詰めて学生が通学時に使うカバン。各学校の校則によって、指定デザインであったり、市販のカバンだったりと千差万別である。",
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                  "description": "学生がその学校の生徒であることを示す身分証。学生割引・優待を行っている施設でサービスを受けるには、学生証の提示が必要となる。",
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                  "description": "学生は未だ発展途上の存在であるが、成長途中であるがゆえに物事を吸収しやすい。あらゆる状況から学ぶ姿勢をもつことで、様々な事態に対応できるようになるだろう。",
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                  "description": "この職業は士季ちゃんのもつ操縦技能を職業として表現したものである。\n当然士季ちゃん専用であり、他のものには着用できない。",
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                {
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                  "description": "士季ちゃんはI=Dである士季号のネットワーク上意識体であり、\nそのためI=Dを生得能力として操縦できる。\nとは言え、筐体のハードウェア仕様上、人間同様の操縦プロセスであり、\nその範囲を超える特殊なことはできない。",
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                  "description": "士季ちゃんが搭乗できるのは士季号の各モードに対応する\nI=D、戦車、宇宙艦船、潜水艦。そして宇宙船に感覚が近い航空機である。",
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                  "description": "元がI=Dである士季ちゃんは搭乗機体の現状把握に優れ、\n人間では気づかないであろうわずかな変化も見逃さない。",
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                  "description": "民生型とはいえサイバーボディである士季ちゃんは人間よりもGに強く、\n急激な戦闘機動でも健康を害すことがない。",
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                  "title": "性能を引き出す",
                  "description": "搭乗機体の状況把握に優れる士季ちゃんは、\nその機体の持つポテンシャルを最大限に発揮させることができる。\n普通のパイロットが「これは無理では?」と尻込みするような動きであろうとも、\nそれが可能と判断すれば実行できるのだ。",
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                  "description": "士季号の人型モードは白兵戦を得意とする機体であった。\nその動きを応用することで、士季ちゃんは白兵戦操縦を高いレベルで可能にする。",
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                  "title": "水中戦適応",
                  "description": "士季号の水竜形態の経験を活かし、士季ちゃんは水中戦操縦も得意とする。\n水の抵抗がある水中は特殊な戦闘領域であり、このデータを持つことの意義は大きい。",
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                  "title": "ビーム砲撃演算",
                  "description": "士季号の戦車モードの経験を活かし、砲撃演算も士季ちゃんは得意である。\n……が、士季号の砲はどれもビームやレーザー。\nそのため、実体弾による曲射などはあまりよくわからない。",
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                  "description": "士季号は空間戦モードでの高機動戦闘も実現していた。\nこのため、宇宙やゲート内という、\n大気圏内と勝手が違う広大な領域であっても、\n士季ちゃんは特に気にすることなく操縦を行う。",
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