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akiharu国クローン関連法

はじめに

 本法は玄霧藩国の法案を下敷きとしており、同藩国の同意と協力に基づいて施行されます

akiharu国の見解

 akiharu国としては「医療用の部分クローン」(※下記注参照)に限り、クローン技術を使用することを奨励します。 
 これは、医療分野において移植用臓器や再生医療の観点から見るに、他者の臓器などを使うよりも
 クローン技術による自己の臓器の複製を使うことについては医師・患者双方にとって歓迎することであると共に、
 違法な臓器売買業者が存在する場合に対する規制や、それら組織による被害者の局限につながる為です。 
 また、合法的な臓器移植であったとしても、それらの保存・管理の面や、ドナーの面。
 また、経済的な面からみても「医療用の部分クローン」は使用するにあたり、
 細かい問題はあるとしても効果は高く、上記の安全問題・経済問題などの様々な判断から
 「医療用の部分クローン」に限り、藩国では奨励するものとします。 
 ※注釈
 「医療用の部分クローン」とは、「体細胞に由来する医療用部分クローン」となります。 
 胚性クローン、卵細胞使用クローンについては生命倫理の観点や、下記の規制等に繋がることから認めておりません。

クローン技術に対する規制

 akiharu国では、国が奨励する「医療用の部分クローン」以外のクローン技術の未認可使用を禁止します。
 強化クローンによる身体改良に関しては後天的身体強化登録管理法※の遵守を絶対条件とし、
 また全身クローニングによるコピー人間の生成は重罪とします。
 これについては、クローン技術の悪用は非常に悪影響が強く、様々な混乱を引き起こす可能性が高いためです。 
 上記の禁止とは、製造・販売・使用等全てを含めた上での禁止であり、
 国内だけではなく、他国からの買い付け及び販売なども強く禁止します。 
 
 これらを守る限りにおいてのクローン技術による医療発展は歓迎することであり、
 これに協力する藩国の医療機関には国からの支援を送ることとします。 
 また、これらの管理・追跡のために、部分クローンの製造・使用などは届出を行なうことを義務付けます。 
 こちらについては、不正を防ぐ為に抜き打ち監査等も行います。ご協力のほど、お願いします。 

後天的身体強化登録管理法

クローン技術の悪用に対する罰則

 藩国認可以外のクローン技術の使用が確認された場合、これらを厳罰に処します。 
 全身クローン等は人権・生命倫理を著しく犯す行為であり、違法です。 
 これらは確認され次第、研究者・作成者を厳罰に処すとします。 
 罰則の度合いは発覚した使用法等で変わりますが、
 最低でも高額の罰則金もしくは10年以上の懲役。重度の違反では終身刑もありえます。 
 なお、これらについては詳しく検査し、故意か、未必の故意か等で温情を認めます。 
 
 また、この罰則は既に誕生してしまったクローン人や、
 自らの意思を問わず処置を施された人を処罰するものではありません。
 既に誕生しているクローン人に関しては通常の国民同様に戸籍を与えられ、
 アイデンティティ確立のために藩国の支援を受けることが可能とします。
 なお、その際遺伝情報の登録の呼びかけの後、所定の義務教育をうけることで基本的人権などを改めて認め、
 名前の改名などアイデンティティ確立をしていただいた上で通常の生活を送っていただく予定です。 
 ただし、呼びかけに応じないクローン人や、そもそも違反である技術を使った上で作られたクローン人、
 もしくは規制後に製作されたクローン人は取締りの対象となり、
 再教育プログラムと義務教育の徹底の後、全てが終了した時点で人権その他を認めるとします。 
 
 自らの意志を問わず、再生医療時に欠損部分を強化クローンにて行なわれた人に関しては、
 同意の上での通常クローンによる処置を行う、または免許登録をしていただくことになります。
 詳しくは後天的身体強化登録管理法の参照をお願いします。
 このとき、同意を得られない場合は各種説明の上、暫くの間監査が着くこととなります。
 こちらのほうのご協力もよろしくお願いします。 
 
 最後に、これらの罰則はクローン人の存在を認めないわけではなく、あくまで悪用を防ぐ為と言うことをご理解下さい。

クローン人の人権について

 クローン人とそれ以外の国民の人種差別は人種差別撤廃宣言※に従い、禁止するものとします。
 もとより人以外の種族すら許容する我が国において、生まれ方の違いのみで差別を行うということはあってはなりません。
 そもそも遺伝子が同じとは言ってもそれはタイミングがずれて生まれてきた一卵性双生児のようなものであり、
 特別奇異な視線で見る事ではないとakiharu国政府は考えます。
 
 問題は遺伝情報が同じであることを良いことに遺伝情報提供元の人物になりかわる犯罪が起きていることであり、
 これはクローン人にもその他の国民にとっても自己のアイデンティティを侵害する憎むべき犯罪です。
 このような犯罪は規模にもよりますが、特に悪質なものは刑法により詐称罪として扱われますので、
 国民の皆様は情報提供等ご協力お願いします。
 
 akiharu国は皆様がお互いに手を取り合って共存する事を望みます。
 
 akiharu国藩王 涼原秋春

人種差別撤廃宣言

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