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whipmaster

南国人+猫妖精+略奪系考古学者+鞭の達人

イラスト

作:忌闇装介

設定文

作:田中申&444

  akiharu国の略奪系考古学者の主な活動地点は地下や洞窟といった暗所である。
  そして、akiharu国に棲息する人食いUMAはもちろん地下にもいる。
  もともと歩兵だった彼らは手馴れた銃火器を使って、それらの獰猛な生物に対処していた。
  しかし、銃火器は発砲時の光や音などで敵に発見されたり、跳弾で味方が負傷したりする危険性があり、
 洞窟内での戦闘に適していないことがわかった。
  この問題解決のため、akiharu国民が着目したのが鞭である。
  akiharu国には様々な動植物が棲んでおり、これらの皮や木などを組み合わせることで、
 軽量で携帯性に優れる鞭を作ることができる。
  また、振り下ろした際の鞭の先端は音速に達し、これによってできた裂創は非常に治癒しにくい。
  しかし、鞭は本来、拷問用の道具であり、鞭の先端は腕の振りより必ず遅れてくるという欠点がある。
  そのため、遭遇戦において初動が遅れやすく、攻撃の軌道も読まれやすい。
  この欠点を克服するため、考古学者は腕の振りが見えなくなるよう、肌に暗色のペイントを施した。
  さらに、よけられにくくするため、柄に複数の革紐を付けた多条鞭へと改良を加えた。
  開発当初、多条鞭の打撃は広範囲を面として捕らえるため、
 打点の多さから威力が分散されると予想されたが、実験の結果、杞憂であることがわかった。
  akiharu国の多条鞭はこれ以外にも、革紐に竹のような節をつける、
 骨を埋める、毒を塗りこむなどの強化が行われている。
  そのため、この鞭による苦痛はショックで死にいたるほどである。
 
  鞭を武器として扱う努力は道具の改良にとどまらなかった。
  考古学者たちは開発された鞭で、試験を兼ねて特訓を行った。
  そして、度重なる修練の果て、ついに彼らは鞭の達人となった。
  達人が手首をかえせば、多条鞭の革紐は寄り合い、1本の革紐にまとまる。
  この技能により多条鞭では困難だったピンポイント攻撃が可能となった。
  そのうえ、達人は運足法で常に自分が有利な位置を保つことができ、これにより反撃を防いでいる。
 
  また、akiharu国の鞭の達人には強力な必殺技がある。
  名前はナインオーバーといい、その名のとおり計10本以上の革紐で攻撃する技で、
 通常、両手に1本ずつ鞭を持って行われる。
  人間の短期記憶は7プラスマイナス2の要素しか処理しきれない。
  つまり、一瞬で覚えられるのは、少ない人で5個、多い人でも9個までである。
  そのため、10本以上の革紐の軌道を予測し、回避するのは困難である。
  逆に達人は、10本の革紐を2本の鞭として認知し、操作しているので、短期記憶で処理できる範囲となる。
 
  上記のように鞭の技能を習得したakiharu国国民であるが、
  鞭は本来扱いが極めて困難な武器の一つである。
 
  この技術の習得には我が国に滞在している徳河舞蔵の影響が大きい。
 
  我が国の略奪系考古学者とともに穴を掘っているときに、
  考古学者のたしなみとして鞭のことを彼が話したのである。
 
  それからの略奪系考古学者たちは、まるで遊びのように鞭の訓練に
  精を出し、徳河舞蔵の指導のもとで急速な上達を果たしたのである。
 
  なお、徳河氏本人は鞭を教えている間は穴を掘れないので微妙に不満そうではあった。

要点・周辺環境内訳

要点

南国人

猫妖精

略奪系考古学者

鞭の達人

周辺環境

南国人

猫妖精

略奪系考古学者

鞭の達人

能力評価

体格筋力耐久力外見敏捷器用感覚知識幸運
+1+7+7−1+6−3+3+3

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