■3170 / ResNo.10) |
観光地復興設定文
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□投稿者/ リバーウィンド 一般人(3回)-(2010/10/18(Mon) 00:25:33)
| 出来ましたので投下いたします。いつものように、丸々不採用や大幅変更等もご随意にお願い申し上げます。
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■T16における観光地の復興作業■
akiharu国が経験する二度目の壊滅。しかし彼らの心は折れなかった。 普段はいかにも猫の国らしくのんびりしているakiharu国民ではあるが、その芯は太く強靭だったのである。 未だ国民国土の復活は定かではない中、それでも無事の再興を信じて、各種施設の再建作業が先んじて始められる事となった。その中にはこの施設、観光地も含まれていた。
とは言え、作業開始当時、国土はまだ砂漠が広がった状態であった。当然ながらかつての生命溢れた姿はなく、特有の環境と生態系に拠っていた観光地を、即座に復興することはかなわない。 ではどのような作業が行われたのだろうか。
第一に行われたのが、かつての復興作業に関わる資料の整理と見直しである。 以前の復興も砂漠化した国土からの再出発であった。そのため、今回の作業にフィードバックできる要素が非常に多かったのである。 まずは以前の作業手順をまとめた上で、見直しが行われた。効果が大きくかつ適切であった部分はその成功要因を抜き出し、逆に効果が低かったり失敗だった言えるような面は徹底的な見直しがなされた。 そうして作業プランの骨子としたのである。
続いて行われたのが、作業プランの現状に即した最適化であった。 状況が以前と似通っており、また当時もクローニング等危険性のある技術は極力導入されていなかったとはいえ、現状とは環境や技術的要素等に細々とした違いがあった。そのため現状に合わせて変えるべき点も散見され、それらを手直ししたのである。 こうして復興プランが正式に策定された。 なお、思わぬ問題が出た際に復興作業全体が止まらないようにと、ある程度の変更が効くだけの余裕を持ったプランニングとなっていた。 またその予定営業コンセプトも以前と同様の理由により、食事処等の施設観光を機軸に置き、生態系の保護を最優先にツアーに関してはその復活と安定が成されてからという形が取られた。
さて、こうして復興の準備は進んだのだが、作業を開始しようにも国土は当時砂漠であり、実作業に入ることはできない状態であった。 そこでいざ生命が戻ってきたという時に迅速な作業ができるよう、環境の観測体制を作り上げることとなった。 これは定点設置型の各種観測機器の設置や、定期的な観測パトロールの実施という形で実行された。この際、それらが環境に悪影響を及ぼさないよう、生命の発露が見られた地域からは観測機器を撤去し、パトロールに関しても遠距離からの観測に切り替えると定められた。
かくして、綿密なプランニングと準備態勢を構築した結果、国土復興からさほどの間を置かず、観光地は営業を再開できたのである。
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国民国土復活前でしたので、こういう形で書きましたですー
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